株式会社市川工務店様インタビュー

神奈川県横須賀市を中心に、外壁塗装工事を始めとするお家の様々なリフォームを手掛けていらっしゃる、株式会社市川工務店、代表・市川様にインタビューを行いました。

市川工務店・代表取締役 市川 勝彦 様

目次

■塩害の多いエリアならではの工事をご提案

――施工対応リアは横須賀周辺でしょうか?

横須賀を中心に、三浦、葉山、逗子、鎌倉、横浜の一部も施工エリアに入れて外壁塗装工事などのリフォーム工事を対応させていただいています。

――西部の方に行かれることはありますか?

神奈川県の西部エリアもご紹介があれば伺いますが、お客様から不具合の連絡や生活上でのご相談があった時すぐに駆け付けられるように、なるべく事務所から30分程度で行ける距離に施工エリアを留めています。

――横須賀周辺がメインということですが、横須賀周辺のお家を施工するに当たり気を付けていらっしゃることはございますか?

三浦半島全域は潮風で鉄部が錆びる「塩害」が多いため、建物のシャッターなどの鉄部は塩害で錆びて交換が必要になってしまいます。

市川工務店ではシャッターもしっかり塗る方針で施工しておりますが、シャッターは施工が難しい部位で、塗装方法を誤ると戸の動きが悪くなるなどのトラブルが後から出ることもあるので、あえて塗装を避ける他業者さんもいます。

そのため、他の業者さんで見積もりを取って、「シャッターは塗れない」と言われて心配になっているお客様もいるので、私たちに見積もりを依頼された方には、「この地域は鉄部が錆びやすいのでちゃんと塗りましょう、正しく施工すれば塗装できますよ」とお声かけしています。

また、私たちの施工後に、戸が動かなくなるといったトラブルが後から起きたこともありません。

 

外壁の部分は鉄部と違って目に見える塩害の被害が出ることはあまりありませんので、塩害が酷い家では外壁より先に傷んでしまった鉄部だけを塗装することになってしまいます。

せっかく10年持つ塗料で外壁塗装工事をしたのに、鉄部だけ先に塗替えが必要になってしまうと、鉄部塗装で一回足場を設置し、また外壁塗装で足場を設置し、足場設置工事が2度発生してしまいます。

そのため、市川工務店では建物全体が同じ期間長持ちするように、鉄部の錆び補修方法を以下のように入念に行っています。

まず、鉄部の錆びは高圧水洗浄だけでは落ちきらないので、ワイヤーブラシ、皮スキ、ヤスリなどを適材適所に使って丁寧に落とします。

このような鉄部の錆び落とし作業を「ケレン作業」と呼び、錆びの酷さに応じて1~4種に分かれています。

住宅の鉄部塗装で行うのは「ケレン3種」と呼ばれるもので、ケレン作業後はエポキシ系の錆止め材を塗ってしっかりと仕上げます。

 

台風などの塩混じりの雨が降ったあとは、簡単に水道水で着いた塩を洗い流して頂けると、より一層長持ちしますので、塩害地域では塗装後もお客様の手で清掃が必要とアドバイスさせていただいています。

――劣化の速さが建物全体で揃うように工夫されているんですね

鉄部の劣化速度を外壁と揃えるという考え方は屋根の塗装でも同様で、屋根は家の最も高い位置にあって太陽光を直接浴びるので、外壁より先に傷みやすい箇所であり、「この材料を使えば屋根も壁も10年持ちます」というような塗料はなく、どうしても屋根だけ先に傷んで色あせも早いです。

実際に他業者さんで外壁塗装工事をご経験されたお客様の中には、「外壁より屋根の方が早く傷んできた」と感じられた方もいらっしゃいますので、私どもでは屋根の塗料は外壁よりワンランク上の塗料を提案しています。

例えば、外壁に耐用年数8~10年のウレタン塗料を使うなら、屋根は10~15年持つシリコンを、外壁がシリコンなら屋根は12~14年持つラジカル塗料といった具合に使用する塗料を選んでいます。

このようにあえて塗料の耐用年数をずらすことで、ひとつの建物ですべてのパーツが同じペースで傷みが進行し、塗装を行うタイミングが揃うので次回の塗装工事をまとめて行うことができます。

――鉄部や屋根以外にも施工時に気を付けている箇所はありますか?

あとはウッドデッキなどの木部に関しても傷みが早い箇所です。

一回塗っただけで終わらせてしまう業者様も多いんですが、うちは同じ塗料を中塗り・上塗りと重ね塗りして傷みの進行を遅らせる工夫をしています。

 

塗装の色選びに関しても、お客様のご要望はもちろん反映させますが、統一感のないデザインにならないように、外壁に塗る色だけでなく、屋根や樋、サッシなど、建物全体に使う色のバランスを考えながらアドバイスさせていただいています。

 

住まいの塗装箇所は主に、外壁、屋根、破風・雨樋、軒天に分かれており、色選びは、

  1. メインカラーを1色決める(ここでいきなり2色選んでしまうと、完成後にまとまりのない組み合わせになってしまいます)
  2. サブカラーを決める(メインカラーの濃淡を変えた色を選ぶと、ちぐはぐな組みあわせにならずバランスが取りやすい。あえて奇をてらう施主様のご相談にも応じております)
  3. ツートンカラーにする場合、同系色でまとめるか、ブラック、ホワイト、グレーなど当たり障りのない色で合わせるかを選ぶ。

といった手順で行います。

住宅の塗装に使う色は、できれば3色以内に抑えた方が色の統一感を出しやすいです。

なお、住宅のうちアルミサッシの枠などは塗装で色を変えることができませんので、塗装できない箇所に考慮して色を選ばなければなりません。

 

難しい話になってしまいましたが、市川工務店では、洋服のコーディネートをするような感覚でお住まいの色を選んで頂けるように、わかりやすく解説いたします。

ちなみに色見本帳の小さなサンプルだと、実際の色よりも濃く見えてしまうので、弊社ではA4サイズの塗板(ぬりいた)を100色ほど揃えておりますし、お客様のご要望があれば新しい塗板を作ることもできますので、色決めの際には遠慮なくご相談ください。

■12代受け継がれてきた大工の技術

――市川工務店様はすごく長い歴史をお持ちなんですね。

私のご先祖様は岩手・南部藩のお殿様に仕えて「お抱え大工」をしていて、今は横須賀に移りましたが、大工業を300年に渡って営んできた歴史があり、私で12代目です。

平成8年に「アベニューホーム」として独立し、その後平成18年に現在の「株式会社市川工務店」という商号になりました。

――市川様は大手有名ハウスメーカーで建物の様々な構造を学ばれていますよね。

もちろん父親の元でも修行はしてきたのですが、色んな建物の構造をわからなければいけないと感じており、鉄骨造、ツーバイフォー構造、プレカット工法などの住宅を大手の会社がどうやって建てているのか、視野を広げないといけないと感じて大手ハウスメーカーにて経験を積みました。

この経験によって、「ここに柱や筋交いが入っているな」などということも外側から見ただけで内部の構造がどうなっているかだいたい想像することができ、どこで雨漏りが起きているか、なぜこのような不具合が起きてしまったのかについて、補修作業もおおよその検討がつくので、わざわざ壁や天井を解体して調べずに済み、時間も補修費用も抑えられます。

――家を内側から知り尽くしていらっしゃるんですね

木造の在来工法、ツーバイフォー、鉄骨造、鉄筋コンクリート造もわかるので、通常の建物であればほとんどの劣化の原因が見抜けますし、過去に施工した他の会社の手抜き工事も多く目にしてきました。

塗装工事における手抜き工事を、並べると、

  1. 3度塗りと言いながら実は2度しか塗っていない
  2. 錆落としのケレン作業を実施してしない
  3. ケレン作業の後に錆止め材を塗っていない
  4. 下地材を塗らず、塗料を1度しか塗っていない
  5. 材料を節約するために、過度に薄めて伸ばして塗る
  6. あまり目に留まらない2階のひさしの上だけ塗らない

などが挙げられます。

手抜き工事は、塗ったばかりだとキレイに仕上がっているように見えますが、たった数カ月で色が抜け落ちたり、下地が透けて見えるようになったりして、塗装が住宅を保護できなくなってしまいます。

市川工務店ではもちろん手抜き工事などは行いませんが、工事中に行う工程を毎日お施主様に説明しながら作業を進め、お留守がちなお宅様の場合には、作業中に現場の写真を撮って、作業がしっかり行われたことが帰宅後でもわかるようにしております。

――建物を知り尽くしている市川工務店さんであれば、塗装後に他のリフォーム工事をご依頼されるお客様も多いのでしょうか

建物はどうしても外だけでなく内側も含めて全体で経年劣化が進むので、塗装工事をした後に

  • お風呂をリフォームしたい
  • 雨漏りが起きたので直してほしい
  • 玄関の鍵が開かなくなった
  • 雨戸の動きが悪くなった
  • お庭の芝生の手入れが大変だからコンクリートを打ってほしい
  • 駐車場を拡げたい

などの様々なご依頼が出てくることがあるのですが、弊社はそのような外壁塗装以外の工事にも対応できます。

 

今までリフォームしたい希望があっても、どの業者に声をかけていいかわからなかったというお客様が、「じゃあこれからは何かあったら市川さんに連絡したらいいですね」と言ってくださって、後々の長いお付き合いに繋がっています。

■見積もり時に誰もが抱える不安を軽減する心遣い

――お客様は何をきっかけに市川工務店様に相談されるのでしょうか?

弊社では「そろそろ外壁塗装工事が必要だろうな」というお宅に「○○様のお家はいくらで塗装できますよ」というお値段を記入した、『値付けチラシ』というものをポストに投函しています。

値付けチラシの見本

初めて塗装の見積もりを取るとなれば、最初はどうしても「どんな業者さんだろう」と警戒してしまいますし、仮に予想より高い見積もり金額を業者さんから出されても「一度声をかけてしまったし…」と遠慮して頼んでしまう方もいらっしゃると思います。

目安の金額だけでも先にわかっていればお客様は安心されますので、値付けチラシには、お客様のお家を外から見て出した概算の金額を載せており、少しでもお客様の不安がなくなればという思いを込めています。

もしチラシを見たお客様から私たちに連絡があれば、改めて詳しく建物の状態を見て、お客様のご要望も伺い、正式なお見積もりをお作りするという流れとなりますが、仮に100万円という金額が値付けチラシに書かれていたとして、現地調査を行った結果、コーキングの打替えが必要な箇所や、足場をかけられない箇所が見つかったとしても、いきなり150万円など大幅に大きく変化することはありません。

 

ホームページの匿名フォームからでも、お家の写真や建物情報を送っていただければ「お客様の外壁塗装工事費用は80万円ですね」という風に、最初に概算の金額を打ち合わせ前に提示することができます。

もちろん詳細に情報を入力していただいた方が正確な金額をお出しできるんですが、何百件も外壁塗装工事を経験しており、建物の写真を見ればおおよその金額はお出しできますので、情報を集められる範囲で匿名フォームに入力していただければ結構です。

 

――ホームページ上に、お客様にお渡しする書類の実物を掲載されていますよね

「工事仕様書」という書類をお作りして、どういった材料を何のために使うのか外壁塗装工事前に説明しています。

工事仕様書の見本

例えばシリコン塗料でも、臭いの少ない水性なのかシンナーで薄める溶剤なのか、缶が二種類必要な二液性なのか一種類で済む一液性なのか、何というメーカーの何という名前の商品かなど、様々な違いがあり、これらの内容もすべて記載することによって、お客様は「なぜこの塗料を選んだのか」を理解しやすくなります。

業者さんによっては「シリコン塗料」とだけしか書かれていない見積もりを作られることありますが、弊社では、どういう部材なのか書くだけでなく、何回塗るかという使い方まで記載しています。

もちろん、外壁塗装工事に詳しくない人でもきちんと理解していただけるように「これは仕上げ用の塗料を密着させるために塗る下地の材料です」という風に、かみ砕いて説明しています。

例えば女性のお客様に説明するときには、「お肌にはいきなりファンデーションを塗るわけではなく、まずは下地を塗りますよね」という風に説明するとわかってくださいます。

――使用する塗料について、工事前にお客様に丁寧に説明されているんですね

建物のどこを塗装するかも記載した、「塗装箇所確認書」という書類もお作りしています。

塗装箇所確認書の見本

例えば、フードや雨樋の塗装をする旨が記載されていない見積もりを作ってしまうと、お客さんは当然雨樋なども塗ってもらえるものと思って契約してしまいます。

ところが、いざ外壁塗装工事が始まってみると雨樋などが塗られていなくて、「フードや雨樋は塗らないんですか」と業者に尋ねると「契約書に書いていませんよ」と言われてしまって揉め事になるケースがあります。

そういう揉め事があってはいけないので、弊社では初めに「この見積もりには何が含まれているのか」を知ってもらうために、塗装箇所を一覧にした確認書をお渡ししています。

もし確認書の中で、例えばベランダポーチや擁壁の塗装に「○印」が付いていないことにお客様が気づけば、「擁壁(※ようへき)も塗った場合はいくらになりますか」という質問をお客様からできます(※擁壁…地面から高低差がある土地に家を建てた時などに、コンクリートやブロックを斜面部分に積んで作る壁のこと)。

そのようなご質問をいただけば、「この擁壁は10平米で、塗装単価は3,000円なので3万円で塗装できますよ」というように、改めてお見積もりをお作りします。

――実際に「付帯部は別料金です」と後から言われてしまうトラブルの事例はあるんでしょうか。

お客様から聞いた他の業者さんとのトラブルですが、例えばあるお宅では、外壁は塗られているのに鉄部が塗られていなかったのでお客様に理由をお尋ねしたところ、「実は鉄部が見積もりに入っていなくて塗装できなかった。塗ってほしかったので業者に料金を聞いたが、別途20万円必要と言われて諦めてしまった」とお話しされた事例がありました。

 

その他にも、せっかく家がきれいなのに雨樋だけ塗られていなかったので理由をお尋ねしたら「雨樋は別料金と言われてしまって、予算オーバーで塗れなかった」と言われた事例もあります。

 

さらに極端なトラブルでは、屋根が塗られていなかったということもありました。

「屋根板金塗装」と見積もりに書いてあったので、お客様はてっきり屋根全体を塗るものと思っていたようですが、屋根板金というのは屋根の鉄の部分であり、屋根の角の部分や屋根てっぺんにある「棟」などに設置されているパーツであるため、業者(しかも大手業者)は契約書に則って屋根板金だけしか塗らなかったのです。

「屋根板金塗装」と見積もりに書かれていたのであれば、普通は屋根も塗るものと思ってしまいまし、特に大手業者なら絶対に塗装してくれると思ってしまいます。

私達はそのような誤解によるトラブルなども熟知しておりますので、予めわかりやすい見積書を作成しております。

 

先ほど塩害の施工例で出したシャッターも、「錆びたときは交換すればいい」と考えて、後で交換工事を依頼させるためにわざと塗装しないような悪質な業者さんもいるんです。

お客様としては高い費用を払ってわざわざ交換するのを待つよりも、表面の塗装だけで補修費用を抑えられるなら、塗装してほしいですよね。

その際、できれば10年、15年後という風に、建物全部をまとめて一度に塗装できれば、工事回数が少なく済んで手間も費用も減るので、お客様にとって一番いいと思います。

 

――最後に、記事をご覧になった方に一言お願いします。

建物をただきれいにするだけでなく、長持ちさせることが外壁塗装工事の目的であり、ただきれいにするだけなら費用はいくらでも安くできますが、お客様は高いお金を出して工事をご依頼いただくわけですから、長持ちしてもらいたいと思って工事をしています。

弊社が材料や工法などを厳選しているのは、その「家を長く持たせたい」という気持ちを大切にしているからです。

 

外壁塗装工事を主とはしていますが、実績3000棟以上・創業50年以上、家の構造を知り尽くした市川工務店に、建物のお困り事をぜひお任せください。

業者基本情報

  • 会社名
  • e-ハウスペイント(株式会社 市川工務店)
  • 所在地
  • 神奈川県横須賀市衣笠町12-5
  • 所在地の地図
  • 電話番号
  • 0120-411-419
  • 営業エリア
  • 神奈川県
  • 事業内容
  • 外壁塗装、屋根塗装、トイレ、キッチン、和室、畳、防蟻リフォーム
  • 取得免許、資格
  • 神奈川県知事 許可(般-18)70819号

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