外壁塗装はどの会社に頼むべき?優良業者の選び方と失敗しないポイント

外壁塗装工事を検討する際、「どの外壁塗装会社に依頼すれば良いのか?」と悩む方は多いです。

外壁塗装を請け負う会社は、全国に数多く存在し、大手企業から地域の塗装店まで様々です。

また、中には悪徳な業者もいるため、業者選びを誤ると高額な料金を支払った挙句、施工不良に悩まされるケースもあります。

 

本記事では、外壁塗装を依頼できる会社の種類ごとの特徴や、優良な業者を見極めるためのポイント、注意すべき悪徳業者の手口などについて、専門的な観点から詳しく解説します。

10年に一度の大きなリフォームを失敗しないために、ぜひ最後までお読みください。

外壁塗装を依頼できる会社の種類

ひと口に「外壁塗装の会社」と言っても、依頼できる業者には、いくつかの種類があります。

それぞれ、得意分野や料金体系、サービス内容が異なり、メリット・デメリットがあります。

ここでは、主な業者の種類と特徴を解説します。

外壁塗装専門業者

外壁塗装専門業者は、塗装工事を専門に行うプロの塗装会社です。

地域密着で営業している中小規模の会社が多く、自社の職人が直接施工するケースがほとんどです。

塗装専門業者は、塗料の知識や施工ノウハウが豊富で、施主のニーズに合わせた柔軟な提案が可能です。

 

中間業者を介さないため、費用面でも割安になりやすく、適正価格で高品質な工事を期待できます。

ただし、会社の規模が小さい場合もあるため、過去の施工実績や資格の有無などをしっかり確認することが重要です。

信頼できる塗装専門業者に依頼できれば、外壁塗装工事の満足度は高くなるでしょう。

ハウスメーカー(住宅メーカー)

ハウスメーカーは、住宅を建てた大手住宅メーカーに外壁塗装を依頼するケースです。

施工した家の図面やデータが保管されているため、自宅の構造に精通しており、話がスムーズに進みやすいというメリットがあります。

また知名度が高く企業体力もあるため、保証やアフターサービスの面で安心感があります。

 

一方で、ハウスメーカー自身が塗装工事を行うわけではなく、多くは、提携の下請け塗装業者に工事を発注します。

その際に、中間マージン(仲介手数料)が発生するため、工事価格は割高になる傾向があります。

また、必ずしも下請け業者の技術や対応が、ハウスメーカーの看板に見合うとは限らず、施工品質にバラツキが出る可能性もあります。

費用が高くなっても大手の信頼感を優先したいという方には検討の余地がありますが、コスト重視の場合は他の選択肢も比較しましょう。

(ハウスメーカーと他の業者の比較検討について詳しくは、こちらの記事も参考にしてください)

工務店(地元の建築会社)

工務店は、地域密着の住宅建築会社です。

新築住宅やリフォーム全般を手掛ける会社で、地元での施工実績が豊富な場合、信頼感があります。

外壁塗装を扱う工務店では、自社の職人や提携業者が塗装工事を行います。

 

メリットとして、建物全体に関する知識があるため、塗装以外の細かい補修や、他のリフォームと合わせた提案が期待できます。

ただし、工務店は塗装専門業者ではないため、担当者や下請け業者の塗装技術や知識に差がある点には注意が必要です。

また、工務店も、塗装作業自体は外注するケースが多く、中間マージンが発生して費用が割高になる可能性があります。

地元に根ざした安心感はありますが、純粋な塗装専門業者と比較して、価格や専門性の面で検討すると良いでしょう。

リフォーム専門会社

リフォーム専門会社は、住宅全般のリフォーム工事を専門に扱う業者です。

外壁塗装もそのサービスの一環として提供しており、他のリフォーム(屋根修理や内装工事など)とまとめて依頼できる利点があります。

例えば、外壁塗装と同時に屋根の葺き替えや、雨樋の交換などを検討している場合、1社にまとめて任せることで、一度の足場設置で両方の工事を済ませられ、費用と手間の削減につながります。

 

リフォーム会社に依頼するデメリットとしては、実際の塗装作業は、提携する塗装業者が行うことが多く、中間マージンで価格が上乗せされる点です。

また、会社によっては、塗装の実績や知見が浅い場合もあるため、そのリフォーム会社が外装リフォームの経験豊富かどうか確認することが大切です。

複数分野の工事を一括で頼みたい場合には有力な選択肢ですが、純粋な塗装費用だけを見ると、割高になる傾向がある点は押さえておきましょう。

ホームセンター・家電量販店のリフォーム窓口

最近では、ホームセンター(カインズなど)や家電量販店(エディオン、ヤマダ電機など)のリフォーム窓口でも外壁塗装の相談・受付を行っています。

買い物のついでに気軽に店舗で相談できる身近さがメリットで、大手企業のサービスという安心感から依頼しやすい面があります。

また、パッケージ化されたリフォームプランが用意されていることもあり、料金が明確で、初心者にも分かりやすいでしょう。

 

しかし、ホームセンターや家電量販店は、実際の工事を自社で行うわけではなく、やはり、提携の施工業者に発注します。

そのため、中間マージンが発生し、トータルの費用は、専門業者に直接依頼するより高くなりがちです。

また、店舗スタッフは、リフォーム全般の窓口担当であって、塗装の専門家ではない場合も多く、細かな技術的相談には現場の業者任せとなることがあります。

身近で利用しやすい反面、「価格重視でより安く高品質に仕上げたい」という場合には、専門業者への直接依頼も検討しましょう。

訪問販売業者(飛び込み営業)

訪問販売業者とは、突然、自宅を訪ねてきて、外壁の点検や、塗装工事を勧めてくる営業スタイルの業者です。

訪問販売で来る業者がすべて悪い訳ではありませんが、外壁塗装リフォームの分野では、悪徳業者が混在する可能性が非常に高いと言えます。

典型的な手口として、「今すぐ工事しないと危険」、「今日契約すれば半額にする」などと不安を煽り、その場で契約を迫るケースが多く見られます。

 

訪問販売業者に安易に契約してしまうと、相場以上の高額請求や、ずさんな工事で、大きな損害を被るリスクがあります。

基本的に、こちらから依頼したわけではない飛び込み営業で契約するのは、避けた方が無難です。

一度、契約してしまうと、トラブル対応も難しくなるため、訪問営業で来た業者から勧誘を受けた場合は、即決せず、必ず他社も含めて比較、検討するようにしましょう。

大手塗装会社と地元塗装店のどちらを選ぶべき?

外壁塗装を任せる際に、「全国展開する大手の塗装会社」と「地域の塗装専門店(地元業者)」のどちらに依頼すべきか悩む方も少なくありません。

それぞれに強みがありますが、総合的に見るとコストパフォーマンスや融通の利きやすさの面で、信頼できる地域の塗装専門業者に軍配が上がることが多いです。

 

大手塗装会社のメリットは、豊富な施工実績によるノウハウの蓄積や、企業規模の大きさによる倒産リスクの低さ、長期保証の制度などです。

知名度が高く、社員教育が行き届いている安心感もあります。

デメリットとして、営業担当と施工職人が別部署・別会社になることが多く、コミュニケーションの行き違いで細かな要望が現場に伝わりにくいケースがあります。

また、中間マージンが重なる分、費用が割高になる傾向も否めません。

 

一方、地元の塗装店(塗装専門業者)は、実際に施工する職人と直接やり取りできるため、要望が通りやすく、契約から施工までの打ち合わせもスムーズです。

自社施工で、中間マージンが無いため、費用面でも良心的な価格が期待できます。

 

何か不具合があった場合も、近隣地域ですぐに駆け付けて対応してもらいやすい、という利点があります。

デメリットとしては、会社によって規模や信頼度の見極めが必要な点です。

無名な業者の場合でも、こちらの記事で書かれていることや後述するチェックポイントを満たしているか確認すれば、優良な地元業者を選ぶことができます。

 

総じて、複数社から相見積もりを取って比較する中で、大手・地元を問わず信頼できる業者を見極めることが大切です。

次章では、具体的に優良な外壁塗装業者を選ぶためのポイントを解説します。

優良な外壁塗装業者を選ぶためのポイント

ここからは、信頼できる外壁塗装会社を見分けるために、押さえておきたいチェックポイントを解説します。

以下のポイントに注目して各社を比較すれば、悪質な業者を避けて、優良な業者を選びやすくなります。

1. 複数の会社から相見積もりを取る

外壁塗装では、必ず複数の業者から見積もり(相見積もり)を取り、価格や提案内容を比較しましょう。

一般的には、2~3社程度に現地調査と見積もりを依頼するのが適切です。

複数社を比較することで、適正価格の相場感が掴めますし、各社の対応の違いも見えてきます。

 

もし、1社だけの見積もりで決めてしまうと、その金額が相場より高いのか安いのか判断がつきません。

また、業者ごとに提案してくる塗料の種類や工事内容が異なるため、比較、検討することで、「なぜこの業者は他より安い(高い)のか」「工事内容にどんな違いがあるのか」を知ることができます。

相見積もりは、手間に感じるかもしれませんが、後悔しないためには必要なプロセスです。

 

最近では、インターネットの一括見積もりサイトを利用して、複数の塗装業者を紹介してもらう方法もあります。

一括見積もりサービスは無料で利用でき、厳選された優良業者を紹介してくれるものもあります。

ただし、中には悪徳業者と癒着しているサイトもあるため、運営会社の情報(所在地や連絡先が明記されているか等)を確認し、信頼できるサービスを使うようにしましょう。

2. 会社の許可や資格を確認する

信頼できる業者か見極めるには、その会社や職人が保持している資格・許可をチェックしましょう。

外壁塗装業は極端に言えば誰でも開業できますが、専門資格や許可を持っている業者は一定の実績・能力を備えている目安になります。

例えば、塗装職人個人であれば国家資格である「1級塗装技能士」の資格保持者がいるか、会社であれば建設業法に基づく「建設業許可」を取得しているか、といった点です。

 

塗装技能士は、実務経験を積んで初めて受験できる国家資格で、1級保持者が在籍していれば技術力の裏付けになります。

また、建設業許可(塗装工事業)を取得している会社は、財務状況や過去の実績について行政の審査を受けているため、一定の信頼性があります。

なお、建設業許可は、請負金額500万円以上の工事に必要な許可であり、外壁塗装工事では必須ではありませんが、持っていればプラス評価と考えて良いでしょう。

 

こうした資格・許可の情報は、業者の公式ホームページやパンフレットに記載されていることが多いです。

記載が見当たらない場合でも、問い合わせれば教えてくれます。

資格や許可を全く持っていないからダメ、というわけではありませんが、有資格者がいる会社は、技術と信用の面で安心材料となります。

外壁塗装業者の資格、許可に関してはこちらの記事でも詳しく解説しています。

3. 施工実績や口コミ評判をチェックする

各社の施工実績や、顧客からの評価も重要な判断材料です。

公式サイト等で、過去の施工事例や件数を掲載している業者であれば、自社の実績に自信を持っていると考えられます。

例えば、「累計○○棟の施工実績」や施工前後の写真、お客様の声(口コミ)などが充実しているか確認しましょう。

 

特に施工事例では、単に完成写真だけでなく、足場設置、高圧洗浄、下地補修、下塗り・中塗り・上塗りといった各工程の写真を公開しているかがポイントです。

工程写真が豊富な業者は、それだけ丁寧な作業を行っている証拠と言えます。

また、事例と合わせて、工事費用が明示されているかもチェックしましょう。

毎回、相場とかけ離れた高額請求をしている悪徳業者は、実際の価格を公開できない傾向があるためです。

 

インターネット上の口コミ評判も参考になります。

Googleマップのレビューや、第三者サイトの口コミ、SNSで評価が高いか、クレームが多くないか調べてみましょう。

ただし、中にはライバル業者による悪意の口コミや自作自演の高評価もあり得るため、内容を見極めることが大切です。

総合的に見て好評であれば、安心材料となります。

当サイト関連記事:Google口コミのサクラの見分け方

 

また、その会社が創業してからの年数も確認しましょう。

10年以上継続している会社であれば、実績と経営の安定性という点で、一つの目安になります。

逆に、創業から間もない会社は、悪質業者が看板を替えただけのケースも考えられるため、注意が必要です(もちろん新しい会社が全て悪いわけではありませんが、より慎重な見極めが求められます)。

4. 見積書の内容が明確で適切か

提出された見積書の内容を精査することも、良い業者選びには欠かせません。

優良な業者は、見積書に工事内容を詳細に記載しています。

具体的には、「延べ床面積・塗装箇所ごとの面積」「使用する塗料のメーカー名・製品名と塗料グレード」「塗装回数(何回塗り)」「各工程ごとの単価・金額(足場代、洗浄代、下地処理代、塗装代など)」といった項目がしっかり明示されています。

 

逆に、注意すべきは見積書の記載が曖昧な場合です。

例えば、「塗装工事一式:○○万円」などと大雑把に一括表示してある見積りは要注意です。

詳細を書かないのは、手抜き工事や後からの追加請求を隠す典型的な手口です。

内訳が不明確なまま契約しないようにしましょう。

 

また、複数社の見積額を比較した際に、他より極端に安い金額を提示する業者も警戒が必要です。

不自然に安い場合、高圧洗浄を省略したり、塗料を極端に薄めて使用、塗装回数を実際は減らすなど、どこかでコストカットしている可能性があります。

「他社より〇〇万円も安い!」と安易に飛びつかず、「なぜ安いのか」を質問し、納得できない場合は避けるのが賢明です。

5. 提案内容や説明が丁寧でわかりやすい

業者の提案姿勢や、説明の丁寧さも重要な判断ポイントです。

現地調査の際に、建物の劣化状況を細かくチェックし、施主にも分かりやすく説明してくれる業者は、信頼できます。

 

例えば、診断に30分以上かけ、劣化箇所を写真で示しながら、「ここはひび割れがあるので下地補修が必要です」、「この素材にはこの塗料が適しています」と、具体的に提案してくれる担当者だと安心感があります。

 

逆に、「大丈夫です、任せてください」といった抽象的な説明しかせず、こちらの質問にも曖昧な返答しかしない業者は要注意です。

専門用語をかみ砕いて説明できない、あるいは、面倒がって説明しない業者は、施工への誠実さにも不安が残ります。

 

また、こちらの希望や疑問に親身に耳を傾け、柔軟に対応しようとする姿勢が見られるかもチェックしましょう。

コミュニケーションに不安を感じる業者とは、契約しない方が無難です。

6. 保証やアフターフォローが充実している

塗装工事後の保証内容や、アフターフォローも確認しておきたいポイントです。

優良業者は、工事後の保証書を発行し、一定期間内の不具合に無償対応する旨を、契約時に明示します。

一般的な外壁塗装では、塗料のグレードにもよりますが、5~10年程度の施工保証を付ける会社が多いです。

 

保証期間だけでなく、保証の範囲(どんな不具合が対象か)も確認しましょう。

塗装の剥がれや膨れが起きた場合の再塗装の保証、雨漏りが発生した場合の補修保証など、各社で内容が異なります。

また、工事後の定期点検サービスや、何かあった際の迅速な対応体制についても、説明があるか確認しましょう。

 

さらに、工事に関連する損害保険に加入しているかも安心材料です。

例えば、塗装工事中に近隣の車や家屋を汚してしまった場合の賠償保険や、職人の労災保険加入状況など、しっかりとリスク管理している会社だと信頼できます。

7. 自社施工か下請け任せかを確認する

見積もりや打ち合わせの段階で、その会社が自社の職人による施工なのか、他の下請け業者に施工を委託するのかを確認しておきましょう。

自社施工の会社は、営業担当から職人まで一貫して社内で情報共有されるため、細かな要望も現場に伝わりやすく、施工中の融通も利きやすい傾向にあります。

一方、営業だけ自社で行い、工事はすべて下請け任せという場合、契約時に聞いていた話と、現場対応にギャップが生じる恐れもあります。

 

下請け施工が悪いわけではありませんが、その場合は、「信頼できる提携業者か」「現場管理をきちんと自社で行ってくれるか」がポイントになります。

発注元の会社が、工事管理に責任を持ち、定期的に現場をチェックしてくれるなら大きな問題は起きにくいですが、丸投げ状態だとトラブルの原因になり得ます。

契約前に「御社の職人さんが施工するのですか?」などと質問し、反応を見るのも良いでしょう。

 

以上のような点を総合的に判断して、業者を選べば、大きく失敗するリスクは減らせます。

なお、ここで挙げたポイントや優良業者の選び方について、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参照してください。

悪徳業者に共通する手口と注意点

優良業者を選ぶポイントを押さえたところで、最後に悪質な外壁塗装業者の典型的な手口についても知っておきましょう。

予備知識があれば、いざというときに被害を回避しやすくなります。

以下に悪徳業者によく見られる特徴と対策を挙げます。

 

  • 訪問販売で突然自宅に来て不安を煽る:突然「お宅の外壁が傷んでいますよ」と訪ねてきて不安を掻き立て、その場で契約させようとする手口です。その場では絶対に契約せず、一旦断ってから冷静に他社含め検討しましょう。
  • 「今契約すれば○○万円に値引き」と即日契約を迫る:「今日中に契約すれば特別割引する」と持ちかけ、考える時間を与えない手口です。リフォーム契約には訪問販売の場合クーリングオフ(8日以内なら無条件解除)が適用できますから、急かされても契約しないか、一旦契約しても冷静になってから撤回できます。
  • 「無料点検」で屋根や外壁の不安を過剰に煽る:無料点検を装い、「今のままだと雨漏りします」「早く工事しないと危険です」と必要以上に恐怖心を与える手口です。判断に迷ったら、その場で契約せずに、第三者の専門家や自治体の相談窓口に相談しましょう。
  • 見積もりの内訳が「一式」で詳細不明:見積書が「工事一式○○円」のように不透明な場合、後から追加請求されたり、手抜き工事の温床になったりしがちです。詳細な説明を求め、それを嫌がる業者とは契約しないでください。
  • 相場より極端に高額・低額な金額を提示する:不当に高額な見積もりは論外ですが、相場を大きく下回る、安すぎる見積もりも危険です。安さにつられて契約したら工事が杜撰(ずさん)で、結局、数年で塗り直しが必要になるケースもあります。
  • 「自社開発の特別な塗料」を強調する:「他社には扱えない自社オリジナル塗料だから高性能だ」と宣伝する業者もいます。しかし、多くの場合その「特別な塗料」は市販品と大差なかったり、価格に見合わないことがあります。権威づけや、差別化のセールストークに惑わされないよう注意しましょう。
  • 契約時に高額な前払い金を要求する:着工前に代金の全額、または大半を支払わせようとする業者は要注意です。工事費の支払いは、原則、工事完了後または完了間近に行うのが安全です。万一、先に全額払ってしまうと工事放棄や夜逃げされるリスクが高まります。

 

以上のような兆候が見られたら、その業者との契約は思いとどまるべきです。

悪徳業者に引っかからないためには、複数社を比較検討すること、そして不審な点があれば身近な消費生活センターや自治体の住宅相談窓口に相談することが大切です。

強引な電話勧誘や、訪問勧誘で困った場合は、こちらの記事で紹介している公的な相談機関に早めに相談し、必要なら行政指導や契約解除のサポートを受けましょう。

 

なお、万が一契約してしまってから「騙された」と気づいた場合でも、訪問販売での契約なら8日以内、電話勧誘なら契約書受領後8日以内であればクーリングオフが可能です。

あきらめずに消費者ホットライン(最寄りの消費生活センター)などにすぐ相談してください。

その他、悪徳業者に関することは、こちらの記事もお読みください。

まとめ

外壁塗装の依頼先は、ハウスメーカーから地元の塗装店まで様々ありますが、大切なのは信頼できる業者を見極めて選ぶことです。

本記事で解説したように、業者の種類ごとの特徴を踏まえた上で、複数社から相見積もりを取り、資格や実績、見積内容、対応の丁寧さなどのポイントを総合的にチェックしましょう。

 

特に、初めて外壁塗装を行う施主にとって、業者選びは不安が大きいものです。

しかし、適切な知識を持って比較検討すれば、悪徳業者を避けて納得のいく塗装会社に依頼することができます。

外壁塗装は、10~15年に一度の大切なメンテナンス工事です。

優良な業者にお願いして、ぜひ安心できる高品質な施工を実現してください。

 

最後に、業者選びに迷った際は、公的機関の相談窓口を利用するのも有効です。

各地の消費生活センターや、国土交通省所管の「住まいるダイヤル」では、リフォームに関する相談やトラブル対応のアドバイスを受けることができます。

困ったときは一人で悩まず、専門家の力も借りながら、安全・安心な外壁塗装を進めていきましょう。

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