外壁塗装に適した季節はある?

外壁塗装は約2週間の長い工事期間になり、工事中はお家の周りが足場で囲まれご近所にも配慮しなければなりませんので、「スムーズに工事が進むベストシーズンに塗装したい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

 

しかし外壁塗装は、季節に関係なく実施すべきタイミングで済ませておかなければなりません。

 

そこでこの記事では外壁塗装に適した季節と不向きな季節をご紹介しながら、工事を行うべきタイミングについて解説します。

■外壁塗装を行ってはいけない3つのタイミング

季節ごとの外壁塗装の向き・不向きを調べる前に知っておかなければならないことがあります。

それは、外壁塗装工事には絶対に行えない3つのタイミングがあるということです。

 

  1. 気温が5℃以下
  2. 湿度が85%以上
  3. 雨が降っている

 

この3つの条件にひとつでも当てはまる場合は外壁塗装を行うことができません。

どの塗料メーカーもこの条件に当てはまるときは塗料自体の使用を禁止していますので、守ろうとしない施工業者には注意が必要です。

 

まずはなぜこのタイミングで塗装が行えないかについて、基礎知識として把握しておきましょう。

1.気温が5℃以下

塗料は屋外の気温が高いほど柔らかく伸びがよくなりますが、気温が低いと固く伸ばしにくくなります。

伸ばしにくい状態の塗料でも施工は可能ですが、気温が5℃を下回ると扱いづらくなるだけでなく、塗料の乾燥にまで支障が出てしまいます。

 

低温下では乾燥に時間がかかり内部が脆弱なまま表面だけ乾燥してしまいますので、塗装後すぐに剥がれたり気泡が出来たりするなどの施工不良を起こしてしまいます。

2.湿度85%以上

「湿度」とは空気中に含まれる水蒸気の割合を示した数値ですが、これが85%を上回る環境では塗料が使用できません。

空気中の水蒸気が乾燥していない塗料に混ざってしまい、正常に乾燥できなくなってしまうためです。

3.雨が降っている

雨は塗料にとって余計な水分ですので、降雨時は塗料を使うことができません。

塗料の中にも真水で薄めて使用する「水性塗料」という種類がありますが、正しい希釈率をメーカーが定めていますのでで、雨が混入してもよいということにはなりません。

 

また、土砂降りではない小雨程度でも塗料は使用できません。

雨が降るときは同時に湿度も高くなりますので、2つ目の「湿度85%以上」のルールを破ることになってしまいます。

■塗装に適した季節とその理由について

四季が違えば気候も変わりますので、屋外で行う外壁塗装は当然実施する季節の影響を受けます。

 

ただし外壁塗装はオールシーズンで行える工事です。

そのため「この季節なら絶対に成功する」というものは存在せず、最終的には依頼する業者の施工管理能力に仕上がりが左右されることを押さえておきましょう。

 

四季のうち比較的外壁塗装に適していると言われるのは、春と秋です。

春も秋も一年の中でも気候が穏やかなため、気温が高温または低温になりやすい夏や冬と違って足場で覆われた室内でも過ごしやすいという大きなメリットがあります。

 

ただしそのメリットに期待して多くの人が塗装を済ませようと考えるため、春と秋に塗装リフォームを行うのであれば早めに業者選びを始めた方がよいでしょう。

また、春と夏には梅雨や台風といった気候が不安定になるタイミングが存在する点にも注意が必要です。

1.春(3~5月)

春は日照時間が長くなるため、冬よりも施工できる時間が長くなります。

雪や霜で施工がストップすることもありませんので、予定どおりに工事を進められる可能性が高いと言えるでしょう。

●リフォーム希望者が増えることに注意

春は塗装業者の繁忙期と言われます。

梅雨に入る前に屋根の点検をしたいと考える人や、ゴールデンウイーク休暇中に工事を済ませたい人、真夏に入る前に面倒なリフォームを終わらせたい人などの予約が増えるため、希望する業者の予約が取りづらくなるかもしれません。

●梅雨(6月)でも雨を避ければ施工は可能

雨が降りやすい梅雨は工事が中断する確率が非常に高くなります。

しかし外壁塗装は基本的に天気予報を元に工事予定を組みますので、長期間雨が続くようであれば工事が延長になる旨を事前に施主に連絡したり、時期をずらしたりするなどして業者側が対応してくれます。

 

梅雨に差し掛かりそうなタイミングで塗装を依頼するときは、雨に配慮してくれるかどうかを業者選びの基準にするとよいでしょう。

1.秋(9~11月)

秋も春と同様に工事予定を立てやすい季節ですが、毎年台風が接近する地域は注意が必要です。

そのほか年末年始に備えて多くの人がリフォームを済ませたいと考えるため、春と同様に業者の繁忙期となり予約が取りづらくなるといった注意点もあります。

●台風が接近しやすい地域は早めの塗装を

台風が接近しやすい地域とそうでない地域に差はありますが、もし建物の劣化を放置したまま台風が接近してしまうと雨漏りや雨戸の破損といった様々な被害が生じてしまいます。

また、台風通過後に業者に相談しても同じく台風で被害を受けた家の依頼が殺到して予約が取りづらくなりますので、そういった意味でも早めに屋根防水や外壁のひび割れ補修などを済ませておきましょう。

■塗装に適さない季節は存在するのか

外壁塗装を実施するときに多くの注意を必要とするのが、夏と冬です。

 

気温が極端に高くなる夏と低くなる冬は外壁塗装工事にも非常に多くの影響を与えます。

もし夏と冬に外壁塗装を実施することになった場合は、それぞれの注意点を事前に知っておきましょう。

1.夏(7~8月)

夏場は施工業者側にとっても依頼主側にとっても酷な季節と言えるでしょう。

 

ただし気温が高い夏は塗料のノビがよくなり、ムラなく塗れて作業性が高まるという点では塗装をしやすい季節です。

そのため、夏に外壁塗装を行うことになっても塗装の仕上がりが低下するわけではありませんのでご安心ください。

●暑さによる作業員の体力消耗が激しい

夏の屋外作業は職人の体力を大きく消耗させます。

特に、真夏の昼間は表面に触れないほど屋根が熱くなり熱中症の危険性も高まりますので、屋根塗装のみ午後から行うなどの対策が必要になります。

●窓が締め切られるため室内が過ごしにくくなる

塗装作業中はエアコンの室外機も養生シートで保護され、室内で冷房が使えなくなってしまいます。

さらに窓もシートで塞がれて開閉できなくなり換気も行えませんので、エアコンが使えない時間帯だけ一時的に外出するか、塗装工事が始まる前に仮住まいに避難するなど対策しておきましょう。

2.冬(12~2月)

気温や日照時間といった気候条件に振り回される冬は、工事が予定通りに進みにくい季節です。

 

デメリット面が多い冬ですが、空気が乾燥しているので塗料がきれいに硬化しやすいというメリットもありますので、良い業者が見つかれば施工を検討しても問題ありません。

●日照時間が限られて作業が進みにくい

冬は日照時間が短くなりますので、工事開始時間が他の季節より1時間ほど遅くなります。

また夜間に外壁表面に降りた霜を乾燥させなければ塗料に水分が混ざってしまいますので、この点も作業を止める原因のひとつです。

 

以上の理由から冬場の外壁塗装は工期が延びやすくなります。

●積雪エリアや寒冷地は業者が受注をストップする

北海道や東北、日本海側の一部地域や山間部など積雪量が多い地域や寒冷地では、冬場は施工業者側が一時的に受注をストップしてしまいます。

 

塗装が行えなくても室内塗装や壁・床の張替え、水回り機器の交換といった室内リフォームや、経年劣化診断などであれば依頼できる所もあります。

しかし該当する地域では長いときは秋の終わりから春先まで塗り替えが行なえませんので、塗膜劣化や構造劣化をどんどん進める要因になりかねません。

 

その他にも積雪の重みで雨樋やカーポートが破損したり除雪作業中に屋根材や屋根下地を傷めたりする恐れもありますので、できるだけ秋までに建物全体のメンテナンスをしておきましょう。

■適した季節かどうかに関係なく外壁塗装を行うべき理由

行いにくさの差はあれども、外壁塗装はどの季節でも実施可能です。

また、夏であろうと冬であろうと、建物に劣化が起きていれば季節に関係なくメンテナンスを実施しなければならない理由があります。

1.建物は10~15年に1度の点検が必要

建物の防水性や塗料の耐久性は日々失われ続けています。

 

外壁や屋根を守っている塗装も、使用した塗料が耐用年数を迎えれば防水性や耐候性(紫外線に対抗する力)が失われますので、塗替えなくてはなりません。

現在使用されている主流のシリコン塗料は耐用年数が10~15年で、それより上位のフッ素塗料は耐用年数が15~20年ですので、前回の塗装から10~15年目には建物の点検をしておいた方がよいでしょう。

 

また、外壁や屋根以外にも建物には沢山のパーツがあります。

例えば雨戸や雨樋、玄関ドアなども塗装で保護されていますので塗替えを行わなければならず、金属製の素材であれば防錆処理が必要です。

そして忘れてはならないのが、窓サッシやサイディングボードの目地にシーリング材(コーキング材)が詰められていますが、この部材は10年前後で劣化してしまいますので塗装と同時に補修しなくてはなりません。

 

劣化進行度に応じて季節に関係なく家のメンテナンスに着手し、塗り替えや防水工事を済ませておきましょう。

●塗装すべきタイミングで悩んだ場合は

工事を行うべきかどうかわからず悩んだときは、塗装業者にお住まいの無料診断だけでも依頼するとよいでしょう

契約に進まなければ劣化診断と相談、見積もりまではどの業者も無料で行ってくれますので、建物の劣化状況から工事の必要性や着手すべきかどうかを教えてくれます。

2.地域の気候に合わせて施工管理してくれる業者を見つけよう

外壁塗装は天候に気を付けていれば一年中いつでも行えますが、反対に、施工管理がずさんな悪質業者や工事品質を顧みもしない悪徳業者に頼んでしまうと、気候に振り回され続けて後悔することになるでしょう。

 

依頼する業者の施工品質や信頼性を見極める方法は、業者の過去の施工事例を調べることです。

ホームページを持っている業者であれば施工事例を載せていることがありますが、載せていない業者やホームページを持っていない業者だった場合は直接担当者に施工事例について質問しても構いません。

 

台風シーズンが近い場合は台風時の注意点を質問し、真夏であれば工事中の過ごし方を相談しておくなどのように、季節ごとの注意点をあらかじめ知っておくと具体的な相談がしやすくなるでしょう。

■おわりに

外壁塗装には適している季節と適していない季節はありますが、満足のいく工事になるかどうかを決めるのは依頼する業者の施工管理能力です。

 

天候に合った現場管理のポイントやお住まいの地域の特徴をよく知っている、地元の優良業者について情報を集めておきましょう。

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