外壁塗装の本で知識を身に着けてリフォーム工事に備えよう

外壁塗装工事を経験したことがない方は、塗装業者の作業員がどのような手順で、何の作業を行うのか、そして施主は工事前に何を準備したら良いのかなどはわからない方がほとんどです。

ただ、上記のような外壁塗装の基礎知識を知らないまま、工事費用の見積もりや塗装工事の依頼を行うと、悪徳塗装業者に騙され、必要以上の費用を払ったり、工事がきちんと完了せずに損をしたりしてしまう恐れがあるため、インターネットや外壁塗装の専門書から外壁塗装に関する知識や情報を集めておきましょう。

■インターネットと合わせて本からも外壁塗装の知識を学ぼう

外壁塗装駆け込み寺にご相談いただく方の中には、「外壁塗装などのリフォーム工事は素人が口を出さずにプロにすべて任せるべき」という考えや「外壁塗装を知らない素人が業者さんのやり方に口を出すべきではない」という考えを持つ方もいらっしゃいます。

確かに塗装工事の各工程の作業自体はプロの塗装職人に任せるべきですが、リフォームされた家に住むのは施主とその家族であり、どのような家にしたいかは好みであることも多いです。

 

外壁塗装工事で何が行われるか、どのような塗料を使うのか、などの基礎的な知識を付けておかなければ、必要のない工事が行われたり、必要な工事が行われなかったりといった希望とは違うフォームになってしまう可能性があります。

また、ネット上にある情報は、外壁塗装に全く携わっていない素人や、はじめから客を騙して不当にお金を得ようとしている悪徳業者が発信している恐れも十分にあるため、信用できるインターネットの情報とあわせて外壁塗装の専門家が執筆した塗装リフォームの専門書にも目を通しておくことでより幅広い知識を得られ、外壁塗装リフォーム工事で失敗する可能性を減らすことができるのです。

1.外壁塗装専門書はインターネットよりは信頼できる場合が多い

インターネット上の外壁塗装業者のホームページや外壁塗装情報サイトを見れば、外壁塗装業者に電話をかけたり、塗装に関する専門書を購入したりしなくても、

  • 業者から見積もりを取る時の注意点
  • 外壁塗装工事費用の相場

などの外壁塗装工事に関する様々な情報を工事前に無料で集めることができます。

ただし、インターネットは非常に簡単に情報を手に入れることができる反面、書いた人の顔が見えない情報や、情報源が不明な情報も多く、適当な情報や、偽の情報が書かれている可能性もあります。

 

外壁塗装工事に関して書かれた専門書であれば、実際に工事に関わったことのある塗装職人やリフォーム会社の社員などの専門的な知識を持った人物が、時間をかけて集めた経験に基づく情報が書かれているため、信頼できる情報が多く、情報量も豊富です。

また、本を発行する際には、その本を出版する出版社の編集者が内容が合っているかどうかをしっかり校正しますし、外壁塗装のことをあまり知らない一般の方でもわかるように、専門用語の補足や、図・画像の挿入なども行われます。

それ故、書き手が姿を見せず、記事内容を校正しなくても発表することができるインターネットの情報に比べると、外壁塗装専門書の情報の信憑性は高く、読者が知りたい外壁塗装工事に関する情報をわかりやすく知ることができます。

■塗装工事に関する本の選び方

外壁塗装の専門書に書かれている様々な情報は、読む人の目的や立場によって有益になることもあれば、ならないこともあります。

どういうことかというと、例えばある外壁塗装の専門書を書いたのが「塗料の専門家」だとして、その「塗料の専門家」が、どのような立場の「専門家」であるかによって本の信憑性が変わります。

「塗料の専門家」として考えられる立場としては、

  1. 数々の塗料で塗装を行ってきた経験を持つ外壁塗装専門職人
  2. 外壁塗装用の塗料を開発していたメーカーの研究員
  3. 現場の職人をまとめて塗装工事を取り仕切っていた現場監督
  4. 多くの外壁塗装を希望するお客様と契約してきた営業マン

などがありますが、1.の職人や2.の研究員は塗料に関する知識が長けていても、3.の現場監督や4.の営業マンのように工事の現場管理や顧客との打ち合わせの流れについては詳しくない可能性もあります。

 

つまり、外壁塗装に関する専門書は、

  • どのような経験を持った人か
  • どのような立場の専門家か
  • 誰のために書いた専門書なのか

などによって、外壁塗装リフォームをしたい一般人が読む本として適切かどうかが決まるため、どのような本を選べばいいか以下の要素を確認しておきましょう。

1.外壁塗装事情は年々変わるため10年以内に発行された本を選ぶ

外壁塗装リフォームに関する専門書を選ぶ際は、まずは10年以内に発行された本を選ぶようにしましょう。

10年以上前に発行された塗装や建築の本は、

  • 最新の法改正に対応できていない
  • 新しい補助金制度が紹介されていない

など、今の外壁塗装業界事情に沿った内容ではない可能性があります。

また、法律関係などが適切ではないというだけではなく、外壁塗装工事の現場で行われる各作業工程についても、発行年が10年以上前の古い専門書には、現在の外壁塗装工事では既に行われなくなった古い工法やノウハウが載っている可能性も考えられます。

 

また、発行年が10年以上前の古い本だと、

といったこれまでにないような機能を持つ画期的な最新塗料が紹介されておらず、家の劣化症状、塗装の目的、施主の希望などに最適な塗料の存在を知ることができない可能性があります。

 

外壁塗装業界の技術は日々進化しているため、参考にする外壁塗装専門書は10年以内に発行されたものを選び、さらにできれば3~5年以内の直近に出版された本を選んで読むようにしましょう。

2.その専門書が一般向けか外壁塗装業者向けか確認すること

今現在発行されている外壁塗装に関する専門書の中には、塗装職人向けに塗料の成分、使い方、塗装方法などを専門用語を使って詳しく書いたものもあります。

専門用語ばかりだと、リフォームを考えているだけの一般人にはわからない言葉が多いため、専門用語をできるだけ排した一般向けにわかりやすく書かれた外壁塗装の本を探すようにしましょう。

 

外壁塗装に関する本を買うときはタイトルだけで判断せず、必ず「一般向けなのか、業者向けなのか」について、本屋さんであれば中身を見て、インターネット通販なら概要や目次を見て、しっかり確認してから購入することが重要です。

3.複数の専門書を読み、インターネットも調べることが重要

外壁塗装の専門書に書かれている外壁塗装リフォームに関する知識が、すべて正しく、すべての人に対して適切であるとは限りません。

なぜなら、

  • 著者の主観が入りすぎて一般的に行われている塗装のやり方とかけ離れた解説がされている
  • 著者の主張が塗装業界の一般的な認識と異なる
  • 地域によって気候などの事情が違うため書籍の内容と自宅の状況が合っていない
  • 優れた外壁塗装業者が全員の状況に即した外壁塗装の専門書を書けるとは限らない

などの可能性も考えられるからです。

 

例えば、Aの本では「塗装の4回塗りは不要」と書かれていたのに、Bの本では「4回塗りまでしてくれる業者は優良」と書かれていて、どちらを信じていいか混乱するケースもあるでしょう。

もともと4回塗りの施工方法が求められる塗料を使って施工するという状況だとすれば、「4回塗りは不要」も「4回塗りする業者は優良」も誤りであり、4回塗りが求められる塗装で4回塗りを行うのは通常の暁夢を行う一般的な業者であり、不要な工事をする悪徳業者とも、優良業者ともいえません。

 

もう一つ例をあげると、「弾性塗料は外壁のひび割れを防ぐことができます」と書かれた専門書しか読んでいない状況だと、「弾性塗料はサイディングボードに塗装すると、塗膜の膨れや破れなどの施工不良を起こすのでサイディングの外壁には使用できない」という情報を知らずに工事をしてしまうかもしれません。

複数の外壁塗装専門書を読み、インターネットなどでも外壁や屋根のリフォームに関する最新の情報を集め、外壁塗装に関する知識をしっかりと得た上で優良業者と契約し、適切な工事をしてもらうのが最も外壁塗装を成功させる方法といえます。

4.外壁塗装業者が配布している冊子も活用しよう

外壁塗装業者の中には、自社が算出した見積もりの内容や金額に顧客が納得した上で契約できるように、壁塗装工事前に知っておくべき情報などを詳しく解説した冊子を作成し、無料で配布している業者もいます。

配布される冊子の内容は、

  • 外壁塗装工事の全体的な流れ
  • 外壁や屋根の塗装用の塗料の種類や費用相場
  • 外壁塗装業者が提出した見積書を見るときに気をつけるべき点
  • 必要以上にお金を支払わせようとする悪徳業者の手口

なども紹介されていますので、初めて塗装工事を行う方は、冊子を受け取って一読するとよいでしょう。

 

ただし、集客の手段として配布する冊子ではありますが、作成するための印刷費や人件費がかかるため、

  • 外壁塗装業者に工事の問い合わせをした人
  • 外壁塗装業者のショールームの見学をした人
  • 自宅の現地調査の予約を申し込んだ人
  • 住所や電話番号などの個人情報を、来場者アンケートや見積もり予約フォームなどに記入した人
  • 塗装業者が開催している勉強会やセミナーなどのイベントに参加した人

など、一定の条件を満たした客にしか冊子を配布していない塗装が多いです。

 

冊子を配布している業者の中には、顧客の個人情報を集めるためだけに冊子を配布するような悪徳業者も紛れており、そのような業者の冊子には、インターネット上で簡単に見つけられるような薄い情報しか書かれていなかったり、高額な商品の購入やリフォームの契約に誘導する内容だったりする恐れがあるため、冊子を配っている業者に個人情報を伝える前に、その業者が信頼できる業者か(地域で長い間営業しているかなど)を確かめましょう。

 

なお、外壁塗装駆け込み寺でも無料で塗装の情報が詰まった冊子をお作りしており、お見積もりや現地調査を行わない方でもお渡しいたしますので、ご希望の方はこちらのページからお申し込みください。

■外壁塗装を行うときにおすすめの本

以下からは、外壁塗装駆け込み寺スタッフが所有している外壁塗装リフォームに役立つおすすめの本をご紹介します。

発行日が古い本も含めてご紹介していますが、いずれも外壁塗装リフォーム業界では有名な本や、これから行う外壁塗装工事でも十分参考になる情報が詰まった本ばかりですので、書店で見かけたときはぜひご自宅の塗装工事の参考にしてみてください。

1.【一般の方向け】塗装工事に関する本

以下は、一般の方向けにわかりやすく外壁塗装工事を解説している本です。

●『マイホーム長寿命化計画 お家の塗り替え5つの秘訣』

  • 著者:高橋 誉
  • 発行日:2010年8月
  • 出版社:エル書房

外壁塗装の国家資格である『一級塗装技能士』を持つ高橋誉氏が、外壁塗装工事に詳しくない一般の方向けに、元・職人の視点で外壁塗装前に知っておくべき基本的な事や、塗装業者選びのポイントについてまとめた本です。

●『リフォームが危ない!塗り替え編』

  • 著者:西野一,安田啓一
  • 発行日:2004年9月
  • 出版社:エクスナレッジ

公共物の塗装リフォーム工事など、様々な現場での外壁塗装経験を持つ茨城県の塗装工事会社「ニシノ清塗工」で、現在会長を務めている西野一氏と、東京都内で塗装工事を請け負う「安田塗装」の代表・安田啓一氏による共著です。

これから外壁塗装リフォーム工事を考えている一般の方向けに、塗替えの専門知識だけでなく悪質な訪問販売への対処方法などもわかりやすくまとめています。

●『外壁塗装を100%成功させる方法』

  • 著者:久保 聖
  • 発行日:2015年5月
  • 出版社:星雲社

本書は、大阪府泉大津市の外壁塗装業者「ペイント王」の代表・久保聖氏が、外壁塗装をこれから行おうとする一般の方向けに書いた本で、

  • 外壁塗装業者から見積もりをしてもらう時の注意点
  • 塗装工事の契約時の注意点
  • 悪質業者が外壁塗装工事でよく使う手口

などを詳しく解説しています。

 

また、外壁塗装工事で行われる足場設置、高圧洗浄、養生、塗装などの外壁改修工事の基本的な工程やその目的なども詳しく解説されていますので、打ち合わせから工事完了まで、外壁塗装工事の一通りの流れを知りたい方におすすめです。

●『最高の住まいをつくるリフォームの教科書』

  • 著者:佐川旭,‎林直樹
  • 発行日:2014年6月
  • 出版社:PHP研究所

この本は、外壁塗装に関する情報だけでなく、外壁材の張替えや屋根の葺き替えといった外装リフォームを含む、住宅リフォーム全般に関する注意点がまとめられた本です。

お風呂や洗面所などの水回りや、室内リフォームなどの住宅リフォーム全般についても書かれた本ですので、外壁塗装について書かれた部分は他の本よりも多くはありませんが、リフォームを計画する時のコツや、見積もりによく記載される専門用語などがイラストを交えながら具体的に解説されていますので、外壁塗装リフォームのときも、その他のリフォームのときにも参考になる本といえるでしょう。å

2.外壁塗装業者向けの本

以下は外壁塗装業者で働く職人向けにまとめられた本ですが、一般の方が読んでもトラブル対策方法を学ぶ本として活用できます。

●『住まいのリフォーム外壁塗り替え塗装入門』

  • 著者:平野 八洲夫
  • 発行日:2004年9月
  • 出版社:慧文社

この本は、外壁塗装業に関わる外壁塗装業者やリフォーム店向けに書かれた専門書であるため、専門用語が多く、塗装の基礎知識をお持ちではない方や、塗装リフォームを経験したことがない方には難しい内容かもしれません。

しかし、図や外壁塗装工事の現場写真などで基本的な塗装の工程を詳しく紹介している良著であるため、すでに外壁塗装の知識を持っている方が更に詳しく外壁塗装を勉強したいという時になどに向いています。

●『顧客の心をつかむ 塗装改修マニュアル』

  • 発行日:2010年7月
  • 出版社:日本塗装工業会

この本は、タイトルの通り外壁塗装業者向けに書かれた本ですが、塗装方法に関するテクニックを解説した本ではなく、「施主に満足してもらえる塗装工事にするためには、打ち合わせから工事完了まで何に気を付けるべきか」という考え方をもとにまとめられていますので、外壁塗装を控えた一般の方の参考書としても役立つ本といえます。

●『これだけは知っておきたい塗装工事の知識』

  • 著者:高橋 孝治
  • 発行日:1999年7月
  • 出版社:鹿島出版会

この本は、外壁塗装工事を行うリフォーム業者向けに、外壁・屋根塗装工事に関する工法や工程をまとめた専門書で、塗装作業前に行う下地調整の目的や、塗装の基本である「下塗り・中塗り・上塗り」という3回塗りの意味など、外壁塗装工事の各工程を行う時の工事の進め方や注意点についてまとめられています。

●『現場の疑問を解決する塗装の実務入門Q&A』

  • 著者:坪田 実
  • 発行日:2010年1月
  • 出版社:日刊工業新聞社

この本は、外壁塗装業者やリフォーム業者向けに、塗料の使い方や施主とのトラブル対策についてまとめた本であり、塗装の解説パートは専門用語が多くなっていますので、全く知識がない方は読みづらいかも知れません。

しかし、外壁塗装工事の現場で発生する疑問を解決するためのQ&Aが詳しくまとめられていますので、一般の方でも工事中に起こりうるトラブルの対策として読んでみるとよいでしょう。

■おわりに

外壁塗装に関する本は専門用語が多く、読みづらいように感じますが、一般の方向けにイラストや図を使ってわかりやすくまとめられたものも発行されています。

外壁塗装工事で何が行われるかわからず不安という時は、まずはインターネットなどを使って外壁塗装に関する基本的な知識を知ったあと、外壁塗装に関する専門書を読んで知識を掘り下げながら正しい情報を身につけて、外壁塗装工事に備えるとよいでしょう。

ただ、外壁塗装工事は、各家の状況によって対応方法が変わる場合が多いため、少しでも不安なことがあれば、外壁塗装駆け込み寺にご相談ください。

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