外壁材(特にサイディングボード)の目地部分には、ゴムのような部材が充填されています。
ふだんあまり目に留める機会がない、このゴムのような部材は「コーキング(シーリング)」と呼ばれ、外壁と、建物全体を保護する大切な役割を持っています。
また、コーキング材は外壁材や外壁の塗装よりも劣化周期が早く、定期的に点検しておくことが、建物を長持ちさせるためにも大切です。
この記事では、外壁におけるコーキングの役割や点検方法のほか、同じくゴムのような性質を持つ「弾性塗料」などについても解説します。