外装材について

外壁塗装における鉄部の基礎知識

外壁や屋根には、鉄部があり、この鉄部の塗装も、外壁や屋根塗装で行われる大切な工程のひとつです。

 

金属製の鉄部は、雨や、空気中に含まれる湿気に反応して錆びを作ります。

錆びは放置しておくと、劣化が起きていない箇所まで広がってしまうため、塗装で表面をしっかり保護しておかなければなりません。

 

この記事では、外装に存在する鉄部の種類と、鉄部塗装の工程について解説します。

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モルタル外壁の特徴と、外壁塗装を行うときのポイント

モルタルの外壁を塗装するときは、塗装の一般的な工程だけでなく、モルタルに合った塗料や工法を知っておくことで、見積書の内容や業者とのやり取りがスムーズになります。

 

特に、モルタルはひび割れが起きやすい素材ですので、ひび割れに強い塗料や、ひび割れの補修方法なども知っておくと、リフォームの時に「予想より費用が高くなってしまった」「知らない用語が見積もりに書かれていて不安」という出来事にも対処することができるでしょう。

 

今回は、モルタル外壁の種類や特徴と併せて、塗装のポイントや注意点をご紹介します。

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木造住宅を塗装するときに気をつけなければいけない事

(本記事は2017/2/13に更新されました)

木造住宅のリフォームで外壁塗装というと家の印象を変えたいとか、色が褪せてきたからなどという理由で行うという感じがしますが、実は適切な外壁塗装を行うことは快適な住環境を保つため、さらには家の耐久性を増すためにも大変重要な工事となります。

 

さらに、外壁塗装による住宅の改修工事を行うことは、建物の劣化を防ぎ美観を保つことにも繋がり、住宅の資産としての価値も下がりにくくなります。

 

また、木造住宅の塗装塗替えでは、外壁部分だけの塗り替えだけではなく、屋根、窓枠、ベランダやバルコニーなどの鉄部、軒天や庇などの木部の塗装も同時に行うことが普通です。

 

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レンガ調外壁の塗装フォームの際の注意点

おしゃれなレンガ造りの家に住むことに強い憧れを持つ方は多いことでしょう。

実際に、レンガ造りの住宅は断熱性に優れていて、メンテナンスの必要もほとんどないと言われています。

しかしながら、レンガ職人が一つ一つのレンガを積み上げながら作っていくため、どうしてもコストが高くついてしまいます。

街中を歩いていると、レンガ造りのような戸建て住宅を見かけることがありますが、実際にレンガ積みで作られた家はほとんどありません。多くの場合、レンガ調外壁材と呼ばれる外壁材を使い、レンガ造りのような雰囲気を作り出しているというわけです。

ここでは外壁でも人気があるレンガ調外壁材について解説していきたいと思います。

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サイディングの張り替え工事に関する注意点

以前はお住まいの外壁と言えばモルタルが一般的でしたが、ここ最近では「サイディングボード」と呼ばれる板状の外壁素材が急速に普及し、新たな主流となりつつあります。

耐久性の高いサイディングボードですが、工事をしてからどのくらいの期間でリフォームが必要になるのでしょうか?また、張替えをするとしたら費用はどのくらいかかるものなのでしょうか?

今回は日々進化を続ける今注目の外壁材サイディングボードに関する情報をお伝え致します。

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木材、木部の塗装は剥がれやすいので注意が必要

家の多くの部分はセメントを主成分としたモルタルと呼ばれる壁(俗に言う塗り壁)や、サイディングボードと呼ばれる釜で焼いたパネルをはめ込むものなどが主流ですが、

  • ぬくもりのある家にしたい
  • 意匠性が高い家にしたい

などの場合には木材や、無垢板も使われます。

 

家全体が木材で出来た家もあれば、

  • 軒天
  • 破風板
  • 鼻隠し
  • ウッドデッキ
  • 瓦屋根の木部

など家の一部分のみを木で作る場合もあります。

 

どちらの場合でも何も塗装せずに放置してしまうと、紫外線や雨、風、空気中のゴミなどによって徐々に汚れていき、劣化をしてしまうので、塗装は必ず必要な作業となります。

 

しかし、木材で出来た部分(木部)は、塗装するのが非常に難しく、塗装の膜によって外壁を保護する機能は10年ほどもつと呼ばれる外壁塗装でも、木部の場合のみ3~5年ほどしか保護膜を維持できない場合が多いです。

 

ここでは木材の塗装に関する基礎知識から、失敗しない木部塗装について書いていきたいと思います。

 

■木材塗装(木部塗装)で知っておきたいこと

木というのは人に暖かみを伝える材料で、家の全体、もしくは一部に木を使いたいという方は多いです。

しかし、

  • 金属
  • セメント(モルタル)

などと違って、木は生きていたものを切って使う材料です。

素材の風合いを活かして住宅に使用する自然の材料なのです。

 

それ故のデメリットも多くあり、それをしっかりと理解しておかないと、メンテナンスに非常にお金がかかる、数年ですぐに劣化してしまいみっともない外見になってしまうなどの弊害が起こってしまいます。

 

木の性質を確認した上で、暖かみのある家の外観を長期間維持出来るように努力しましょう。

 

1.木は呼吸して膨張したり収縮したりする

外壁塗装木材は呼吸する

外壁塗装という点だけで言えば、木で最も苦しめられる事が呼吸をして膨張したり収縮したりする性質です。

森などに生えている木と違って、生物として呼吸しているという意味ではなく、あくまで水分を吸い込む、はき出すという性質を持っているという意味での「呼吸」となります。

 

木は周りの湿度が高いと、湿度を吸い取って湿度が高くなりすぎないようにしてくれる性質を持ち、逆に水分を持っている状態で周りがからっと乾燥していると水分をはき出して調節してくれます。

この湿度調整機能により、生活する分には快適なので、木は家の中によく使われるのですが(見た目に暖かみがあるという理由も使われる大きな理由です)、この膨張と収縮が外壁塗装においては非常にやっかいな物となります。

 

木造住宅では木材を使うものですが、外壁など外観部分に木材をそのまま使うと

  • ホコリ
  • 太陽からの紫外線

などが原因で腐ってしまいます。

 

そのため、防腐対策として防腐塗料を塗ったり、耐候性を高めたりするために定期的に塗替えしていくことが望ましいです。

 

基本的に外壁塗装で使われる塗料というのは、塗装した面で固まり、塗膜という保護膜を形成することで、外壁を紫外線、雨、風から守ってくれるものです。

しかし、木に塗装をした場合、表面の塗膜は固まるものの、中の木が固まっているわけではなく、先にあげたような湿度による膨張、収縮を続けます。

上が堅くて、下が動いている木部塗装では、少しずつ木から塗膜が剥がれてしまったり、塗膜だけがひび割れてしまうなどの弊害が起こってしまうのです。

 

2.木材は塗膜を長期間もたせるのが難しい

上記の湿度調整の為の呼吸による膨張、収縮の為、木材の上に塗った塗装はあまり持たないものとされています。

塗装を塗る部分をしっかりと処理しているかどうかにももちろんよりますが、まじめな業者が適切な塗装を行ったとしても、他のモルタルやサイディング部の塗装に比べると、寿命は半分ぐらいとされています。

外壁全体が10年ほど塗膜が維持出来るとすれば、木材に関しては3~5年ほどで塗膜がだめになてしまう可能性があります。

 

外壁塗装は「塗装後に何か不具合があったら直しますよ」といった保障期間を設けている業者さんも多いですが、木材の部分に関しては、保障対象外、もしくは対象だったとしても保障期間が非常に短いという可能性が高いです。

 

よく利用される外壁塗装の保障制度「ペインテナンス」では、通常のモルタル壁に1液型水性シリコン樹脂塗料を塗布した場合、5年の保障期間があるのですが、木製部分の場合、シリコン塗料では保障対象にならず、2液型弱溶剤ウレタンという密着力が高い塗料だったとしても、2年しか保障期間はありません。

海岸部の場合はさらに短く、たったの1年で保証期間が切れてしまいます(参考:外壁塗装の保証)。

それほど木材の部分に堅い塗料の保護膜を長期間維持することは難しいのです。

 

どこにどのような塗料を塗るか 保証期間
モルタル部へ1液型、水性、シリコンの塗料を塗装 5年
木材部へ1液型、水性、シリコンの塗料を塗装 対象外
木材部へ2液型、弱溶剤、ウレタンの塗料を塗装 2年

ペインテナンスの保証内容より作成

3.木目を生かす塗装と、木目を消す塗装

木材に塗装するときには、主に木目を生かす塗装と木目を消してしまう塗装の二通りがあります。

木目を生かす塗装の事を浸透タイプ、含浸タイプ、着色仕上げ、ステインなどと呼び、木目を消してしまう塗装の事を造膜タイプ、皮膜タイプ、ペンキ塗装などと呼ぶことがあります。

 

木材塗装の種類 木目 特徴 他の呼び方
木目を生かす塗装

木目は残る

  • ○木の内側も保護する
  • ○剥がれ、フクレがない
  • △艶が出にくい
  • ×耐久性が低い
浸透タイプ、含浸タイプ、着色仕上げ、ステイン、木材保護着色塗料、木材保護塗料、浸透型塗料
木目を消す塗装 木目は残らない
  • 耐久性が高い
  • 木目が消える
    (クリア塗装もある)
  • 堅いので剥がれたり割れたりする
造膜タイプ(造膜型塗料)、皮膜タイプ、ペンキ塗装

木材を外壁全体や家の一部に使用する場合、暖かみのある印象を与える目的で使用することが多いので、木目は残したいという方が多いです(家の外の話なので湿度調整機能は室内ほど必要ではない)。

 

その場合、木目を生かす塗装を行う必要があるので、浸透タイプの塗料を使用します。

浸透タイプの塗料は木にしみこんで、木の内側も含めて保護してくれます。

しかし、保護膜を作るわけではないので、耐久性が低く、3年に一度は再塗装をしなくては外壁を守り切れません。

 

屋根と外壁の間の部分の事を破風板(はふいた)といい、屋根がつきだしている裏側の部分を軒下、軒天井、軒天などと言いますが、これらの部分を主に木で作っている家が多いです(参考:軒天塗装に関して)。

その他にも家の外で木材で出来た部分はいろいろあり、鼻隠し、玄関ドア、縁台(縁側の木の部分)、ウッドデッキ、ラティス、窓枠、戸袋、枕木、木製サイディングボードなどが挙げられます。

 

これらの木製部分の塗装に関しては、木目を消しても良いということで造膜タイプの塗料を使用する人も多いです。

造膜タイプとはその名前の通り、塗料による保護膜を形成して、木を守る塗装の事でアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などの合成樹脂塗料もこの造膜タイプに分類されます(参考:塗料の種類)。

木の模様を消してしまう代わりに、強力な保護膜を表面に形成すうため、浸透タイプの塗料よりも耐久性が高いです。

ちなみに木の模様を消さないようなクリアー(透明)の造膜タイプ塗料も存在します。

鉄部に使用する錆を防ぐ錆止めのような防カビ機能、通気性を損なわない機能などを持つ機能的な木部塗料もあります。

木材は呼吸をして伸びますが、それに合う弾力性の高い業務用塗料もあります。

その他の塗料としては、亜麻仁油や天然樹脂などを使用する自然塗料を使用する場合もあります。

 

4.業者によって塗装のやり方が違う

木材塗装は、

  • 木の劣化具合の複雑さ
  • 適切な塗料が少ないこと
  • 適切な塗料を塗ったとしても耐用年数が短いこと

から、それぞれの業者が独自の塗装方法を取り入れる場合も多いです。

 

一つの業者が「シリコン、フッ素塗料は塗膜が堅いため、木部の塗装に合わず、使わない方が良い。ウレタンかアクリルが良いでしょう。」と言っていて、もう一つの業者が「木部の塗装は他の部分の塗装と寿命を合わせる方が将来的にコストが安く済む。他のところは今主流のシリコン塗料を使用するので、木材の部分もシリコンが良いでしょう。」と全く逆なことを言ってくるケースも多いです。

 

しかし、どちらの業者が正解、不正解ということではなく、どちらも適切なアドバイスをくれているのです。

ウレタンはひび割れをしにくいので木材の塗装に向いていますし、他の部分と同じ塗料にすれば、塗装の耐用年数を迎えたときに、足場を組んでまとめて塗装を行う事が可能なので、外壁塗装の回数を減らすことが出来ます。

 

全く別のケースで、木部に関しては基本は3回塗装ということを知りながら、塗装回数を2回で終わらせる業者もいれば、念入りに4回の塗装を行う業者もいます。

 

木材の塗装に関しては、完全な正解を探すと言うよりは、それぞれの業者の考えを聞いた上で、予算等の自身の状況を照らしながら適切な工事方法を選ぶのが良いでしょう。

光の当たり方や、天候によっても木部の寿命は変わってくるので、すべてに共通する解答はないのです。

5.ケレンなどの下地処理が非常に大事

木材塗装はケレンなどの下地処理が大事

木材塗装に限っての話ではないですが、木材塗装では特にケレンなどの下地処理作業が重要となります。

この作業をしっかりと丁寧に行わないと、数週間で塗装が剥がれてくる場合もあります。

鉄部も同様で非常にケレン等の下地処理が大事になります。

 

ここでいう下地処理というのは、後から塗る塗料をしっかりと密着させるための作業の事で、今現在の塗膜をしっかりと剥がして、あえてサンドペーパーなどで傷をつける目荒らしの作業を行います。

つるつるの面に塗装しても塗料がうまく密着せずに剥がれてしまう可能性がありますが、この目荒らしというあえて傷つける作業によって、木材と塗料が接触する面が増えるので、密着性が高くなるという仕組みです。

 

下地処理に使用する道具は、サンドペーパーと呼ばれる手作業でケレン作業を行う紙やすりのような道具の他、電動サンダーという電動で動く研磨機、剥がれかかっている塗膜をそぎ落とす皮スキなどを使って作業を行います。

 

膜状になっている旧塗膜のなかでも密着性がまだまだある「活膜」はそのまま残し、剥がれかかっているような「死膜」は取り除いていきます。

参考:外壁塗装はケレン作業が命!ケレンの大切さや作業内容

6.太陽の当たり方で劣化具合が変わる

木材は太陽の光の影響を非常に受けやすいです。

太陽光には多くの紫外線という電磁波が含まれており、この電磁波が悪さをして、木の中にある様々な物質を変位させてしまいます。

木は、コンクリートやモルタルよりも多くの紫外線に敏感な物質を持っているため、より反応しやすいのです。

ここでいう変異とは変色などの劣化現象です。

 

しかし、屋外の木材劣化の原因は太陽光だけではありません。

雨も大きく作用します。

太陽光によって分解されてしまった木の成分は雨によって流されてしまい、表面は非常に劣化したような色あせが起こります。

太陽によって繊維がぼろぼろになり、それを雨が強力に流してしまう、という現象が起こるのです。

 

これらの劣化現象を防ぐために上述の塗料を塗る必要性があり、塗料による保護を行えば、きれいな外観を長期間保つことが出来るのです。

 

家の中の木材というのは紫外線や雨の影響がほとんど無いため、外にさらされている木材に比べて非常に長持ちします(屋内は雨が降らず、風もふかないため、はしご等を使ったメンテナンスもしやすい)。

それ故、木材自体、長持ちという印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、木材は非常にデリケートなものなので、日々のメンテナンスや、定期的な塗装は欠かさないようにしましょう。

 

■木材に塗る塗料の種類が持つ特徴とは

さきほども少し触れましたが、木材には木部用の塗料を塗らなければなりません。

また、屋内に適している木部を塗装する木部用着色剤には2種類のタイプがありますので、木部塗料紹介をしていきます。

1.浸透タイプの塗料

木材の内部に浸透していくことで保護する浸透性塗料ですが、表面に塗膜ができないため「木」が持つ質感があります。

 

また、カビがつきにくいという防カビ性があるものの耐水性が劣ってしまうのが現状です。

保護力があまりないため、結果的には耐久年数は短めと考えていいでしょう。

 

家の外部にさらされている木部は、雨やホコリ、紫外線の刺激を受けていますが、それが原因でカビが発生することがあります。

さらには、虫が侵入することもあり、外部の木部には防藻、防虫ステインが入った防虫塗料も必要になります。

 

浸透型塗料では、石油系、天然油脂を含ませたものが多く、近年では、水性ステインなど水性塗料も開発されてきています。

2.造膜タイプの塗料

木材の表面に塗膜を造る塗料で、撥水性があり耐久性が高いのが魅力です。

表面に膜を造るときには、透明クリヤーで仕上げれば透明塗膜になり、木目をそのまま活かすこともできます。

 

ただし、木材の塗膜強度はそれほど強くなく、下地調整や下地塗料の施工がよくなければ、木材が伸縮するときに塗膜がついていけずに、割れたり剥離したりする可能性があります。

 

造膜タイプの塗料は、DIYで簡単に塗替えするのは難しく、専門家に依頼して専用塗料で仕上げてもらうのがいいでしょう。

 

塗膜タイプが造膜型の塗料は、合成樹脂塗料と天然樹脂塗料があります。

●合成樹脂系塗料(合成樹脂調合ペイント)

古くからペンキとして歴史がある油性調合ペイントを「OP」といいます。

家の外壁や屋根を塗るときには、ペンキ塗りなどという言い方をする人が多いのではないでしょうか。

 

価格の安さから、家庭用塗料としてかつては主流だった塗料ですが、現在は乾くまでに時間がかかり施工期間が長くなるため敬遠されているものです。

 

また、OPと比較すると乾燥時間が短めで現在の主流になっているのが合成樹脂調合ペイント、「SOP」と言います。

顔料に樹脂ワニス膜を混ぜた透明な塗料で、DIYでも馴染みがあります。

 

合成樹脂ペイントのなかでも、汚染性が低く、安全性が高いアクリル樹脂塗料は、木部用塗料でも塗る場所が住宅内部にもいいとされています。

危険性が少なく、シックハウスの対策にもなります。

 

そして、ウレタン樹脂塗料は、耐久性が高く室外木部に適している外部塗料として優れています。

 

クリヤー塗料でクリヤー膜ができると、木材の質感はなくなるものの、木材が持つ自然の木目を残すこともできます。

●天然樹脂塗料

環境問題やシックハウスが問題となっている昨今、天然樹脂の造膜塗料も注目されています。

ただし、日本ではまだあまり普及していません。

 

3.水性、溶剤などの分類もある

また、水性タイプや溶剤タイプのなかには、1液型や2液型などに分類されます。

  • 1液型

水あるいはシンナーを薄めることで塗装します。

混合に手間がかからないのですが、場所によっては使用できないこともあります。

 

  • 2液型

塗料と硬化剤を塗る前に現場で混ぜ合わせます。

固まりやすく、耐久性のよい塗膜を造り出してくれる塗料です。

手間がかかり価格も高めになる傾向にあります。

 

このように、1液型・2液型によっても特徴が違っています。

例えば、ひとくちに油性のシリコン塗料と言っても「1液型シリコン塗料」「2液型シリコン塗料」とあればそれぞれ特徴が違い、価格や耐久性、取扱い方法、施工の手間などが変わってくるのです。

参考:水性・油性、1・2液型、ツヤ等の塗料タイプは何が良い?

■木部の塗装の流れとは

外壁塗装をするときに基本は、三度塗りというのは知っている方も多いでしょう。

 

外観の木部や鉄部を塗装する場合も、下塗り前に下地調整をして、作業性としては三度塗りが基本的になります。

木部には木部専用塗料、鉄部には鉄部用塗料と場所ごとの効果が期待できる建築塗料を使うのが望ましいことです。

参考:外壁塗装は三度塗りが基本!手抜き工事を防ぐためには?

 

1.下塗り

まずは、木部下塗り塗料を塗ります。

下塗りには上塗り塗料をつきやすくするための「接着剤」の働きがあるのでしっかり乾燥させることが大事です。

 

既存塗膜の傷みが激しい場合には、下地調整が必要になります。

劣化塗膜に新たな塗替えをしても、その後の耐久性が悪くなるばかりなので注意点として覚えておくといいでしょう。

参考:下塗り、中塗り、上塗りなどの塗りの役割は?

2.中塗り、上塗り

次に中塗り、上塗りと続いていきます。

水性シリコン塗料よりも溶剤系のものを使うと耐久性が高まります。

溶剤系塗料は、シンナーの臭いが強く環境にも害があるという「強溶剤」、刺激が少ない塗料用シンナーで薄めている環境にも優しい「弱溶剤」があります。

参考:下塗り、中塗り、上塗りなどの塗りの役割は?
外壁塗装では油性塗料(溶剤)と水性塗料どちらが良いの?

■木部塗装で注意したいポイント

木部塗装で注意したいポイントについてお話します。

1.同じ種類の塗料を使う

塗り替えの場合、今塗っているものと同種類のものを使うようにしましょう。

以前塗られていたのが溶剤塗料だと、塗り替えで水性タイプの塗料を塗っても馴染まない特徴があります。

 

2.目的別の塗料を考える

木部塗料のなかには、次のように目的別の塗料を使用する必要があります。

  • 木部下塗り塗料(木部の下塗りをするための塗料)
  • 特殊木部塗料(ウッドデッキなど、特殊な木部用の塗料)
  • 木部上塗り塗料(木部の上塗りをするための塗料)

塗料には水性タイプ、溶剤タイプとあるので下塗りと上塗りの液タイプを合わせていくことが大事です。

 

ウッドデッキの塗装では、浸透性の高い水性系のものから、防カビ・防虫に優れている溶剤系のものなどがあります。

 

木部用ウレタンクリヤーなど木材の自然な風合いを表現できる塗料もあります。

ウレタンクリヤーは光沢があるのが特徴で、木部塗装で美しい仕上がりを完成させてくれる塗料です。

日本ペイント、エスケー化研株式会社、ロックペイントなど各メーカーから塗料が発売されています。

参考:クリヤー塗料を使った外壁塗装のメリット、デメリット

3.雨樋塗装も考える

外壁と同じように、雨樋部分は外部からの刺激に耐えています。

木部塗装をするときには、雨樋の塗装も一緒にするといいでしょう。

雨樋の点検はなかなかしないものなので、塗装の際に点検してもらい傷みがあれば機能を回復することも大事です。

 

メンテナンス性が悪い雨樋は、本来の雨樋の役割が回復できないほど傷んでいることもあります。

そんなときには交換をするのがいいでしょう。

 

しかし、周囲の塗装が剥げたなどであれば、外壁塗装で足場をかけてもらっているついでに一緒に塗装することも検討しておきましょう。

参考:雨樋の塗装は本当に必要?目的に応じて塗装か交換を判断する

4.見積書は具体的に書いてもらう

業者から見積をもらったときに塗料名が記載されていれば、各メーカーのホームページに掲載されている設計価格を参照するといいでしょう。

多くの場合、塗料の単価に住宅の平米数をかける形で塗装の見積価格を算出しています。

ただ、塗装の見積もりは塗料以外にも足場、高圧洗浄、養生、付帯塗装など内容が盛りだくさんです。

現場の状況によって一概には言えませんが、塗料名を明らかにしてもらえることで価格参考となるので業者にお願いするといいでしょう。

参考:外壁塗装の見積書の見方と例、工事前に確認したい注意点

■DIYで木部塗装ができる?

外部の木部のうち、ウッドデッキ、木製玄関、玄関屋根の軒天など、高さがそれほどなければ自分で挑戦しようと考える人もいるかもしれません。

しかし、簡単に考えても現状は難しいケースが多いです。

 

そこで、DIYのメリット、デメリット、注意点をお話したいと思います。

参考:外壁塗装をDIY補修する方法手順と事故を避ける為の注意点

1.専用塗料を使うことが成功の秘訣

ウッドデッキや木製玄関の場合、外観を綺麗にすること以外にも配慮しなければならない点があります。

それが木材専用の塗料を使うことです。

 

常に人が手や足に触れる場所であるだけに、単なる木製塗料を使うだけでなく、環境と人に優しいデッキ専用塗料を使うことが望ましいです。

 

また、最近では自然の木材に似せた樹脂デッキも注目されています。

樹脂の場合、人工なので腐らないのが特徴で、錆止め塗料や防カビなどを気にせず、色落ちした場合には色付塗料を塗っていけばよいのです。

 

今のウッドデッキの素材を確認し、それに合った仕上げ塗料で塗っていくことが大事です。

2.木材塗装をDIYでするメリットは?

ウッドデッキ、木製玄関なら足場がいらずに簡単にできるイメージもあるかもしれませんね。

 

自分で塗装をする場合の大きなメリットは、小規模であれば工事費用を抑えられることでしょう。

時間の余裕があれば「やってみよう」と挑戦することも可能です。

3.木材塗装をDIYでするデメリットは?

玄関屋根の部分なら、足場までとはいかなくても、ハシゴなどを用意すれば塗装は可能でしょう。

ただし、落下事故の可能性があることを考えておかなければなりません。

 

玄関屋根くらいだと地上から見るかぎり、それほど高さが感じられませんが、落下してもすべてはもちろん自己責任です。

 

極端な例をあげると、落下したときに、通行人にぶつかって相手がケガをすれば、刑事責任に問われてしまう可能性もゼロではありません。

細心の注意を払っても、プロとして毎日高所の登っている訳ではないので、不安定な姿勢から事故を起こさないように注意しながら行うしかありません。

可能であれば、DIYは小規模でもさけて、外壁塗装や屋根塗装のついでにプロにやってもらうのが良いでしょう。

ガルバリウム鋼板のメンテナンス方法とメリット・デメリット

ガルバリウム鋼板という金属サイディングボードの一つの外装材が近年注目され、外壁や屋根として使う方が増えています。

ガルバリウム鋼板を外壁に使えばメンテナンスフリー(メンテナンスが必要ない)、錆びない、断熱に優れているなどの様々な憶測がインターネット上を飛び交っており、実際これらの事を謳った悪徳業者も存在しています。実際、ガルバリウム鋼板は優れていると言われていますが外壁、屋根としてどの程度良いものなのでしょうか。メリットやデメリットについてできる限り詳しく記載しています。

また、外壁や屋根をガルバリウム鋼板にした後、メンテナンスはどのような事をするべきか、どのような補修箇所が出来て、どのような補修をするべきなのかもまとめています。

ガルバリウム鋼板に関するメンテナンスや施工のお悩みがありましたら、外壁塗装駆け込み寺にご相談ください。近隣のガルバリウム鋼板を専門とする優良業者を無料でご案内いたします。

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サイディングボードのメンテナンス、ひび割れ等の補修方法

外壁に使われる外装材は、昔ながらの塗り壁(モルタル)だけではなくサイディングボードと呼ばれるパネルを貼り合わせて家を守る外装材がよく使われるようになりました。

サイディングボードはメンテナンスフリーなどと言われていたこともありましたが、全くの誤解で、モルタルよりもメンテナンス費用がかかってしまうほど、維持に努力が必要となってきます。

ここではそのサイディングに関しての知識をしっかりと手に入れられるように項目別にまとめました。サイディングに関する基礎知識から、補修方法までしっかりと学んでおきましょう。

なお、サイディングの張替、塗り替えなどで不安なことがあれば、外壁塗装駆け込み寺にて無料相談を承っているので、こちらからお申し込みください

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