目次
長押【なげし】
長押とは、部屋の壁上部に水平方向に設置されている細長い板です。
元来、長押は、柱と柱を水平方向に結ぶことで柱が動かないように固定する役割を果たしていましたが、その後の建築技術の発展により、柱を固定するためというよりも、室内の装飾として長押が設置されるようになりました。
現代における長押は、
- ハンガーを掛ける
- 写真を飾る
などで使用されています。
ちなみに、和室のふすまなどのために溝がある細長い木のことは鴨居といい、長押と合わせて設置されることが多いです。
ナノコンポジット【なのこんぽじっと】
ナノコンポジットは、水谷ペイントという塗料メーカーが製造している水性塗料の一つで、
- ナノコンポジットW
- ナノコンポジットW防汚+
- ナノコンポジットF
などがあります。
内装【ないそう】
内装とは、建物内の床、天井、内壁などの装飾や設備のことです。
また、内装に関する工事を内装工事といいます。
内部足場【ないぶあしば】
内部足場とは、建物内で組まれる足場のことです。
内部足場は、大きな建物の中の壁や天井の工事を行う時などに使用されます。
内部結露【ないぶけつろ】
内部結露とは、住宅の壁の内部、床下、天井裏などで結露が発生することです。
湿気を含んだ空気は、温度が高い所から低い所に移動する性質があるため、
- 冬は住宅内から住宅外へ
- 夏は住宅外から住宅内へ
移動します。
この時に、空気が
- 住宅の壁
- 床下
- 天井裏
などを通ることで、湿気が残り、その湿気が内部結露が発生させます。
内部結露が発生すると、発生した箇所に使用されている部材が、水分と酸素などによって腐食し、その結果として住宅の強度が下がってしまい、地震などの災害で倒壊してしまう可能性があります。
そのような事態を避けるため、できるだけ結露を発生させないようにする必要があるのです。
住宅の窓などに発生した結露であれば、窓に発生した水滴を拭くだけで取り除くことができますが、内部結露は、壁内の断熱材の内部など、処理しづらい場所で発生するため、そもそも発生しないように対策を行う必要があります。
内部結露の対策としては、内部結露が発生しやすい場所に
- 通気層を設ける
- 防湿フィルムを設置する
などがあります。
ナイロン研磨布【ないろんけんまふ】
ナイロン研磨布とは、研磨材をナイロン繊維にまぶして固めた工具で、主に金属や木材の表面を研磨するときに使用されます。
ナイロン研磨布は、
- 紙製ではないため、水研ぎ(水を使用した研磨)や油研ぎ(油を使用した研磨)にも使用できる
- 柔軟性と強度があるため、曲面の研磨に使用できる
など、研磨紙との違いがいくつかあります。
長手方向【ながてほうこう】
長手方向とは、長方形の部材の縦と横の長さが違った場合において、長い方向を示す用語です。
中塗り【なかぬり】
中塗りとは、下塗りと上塗りの間に行う塗装工程のことです。
中塗りは、多くの場合、上塗り用の塗料と同じ塗料が塗られるため、上塗り一回目と表現する場合もあります。
下塗り、中塗り、上塗りなどの塗装工程についてはこちらの記事もご覧ください。
撫で切り仕上げ【なできりしあげ】
撫で切り仕上げとは、モルタル塗装を行った後、塗料が乾燥しきる前に、塗装面をコテで撫でて模様をつける仕上げ方法の一つです。
鉛クロムフリーさび止め塗料【なまりくろむふりーさびどめとりょう】
鉛・クロムフリーさび止め塗料とは、環境や人にとって有害である鉛とクロム(厳密には六価クロム化合物)を含まない錆止め塗料のことです。
鉛・クロムフリーさび止め塗料には、
- 1種…有機溶剤で希釈して使用する
- 2種…水で希釈して使用する
などの種類があります。
波板【なみいた】
波板とは、波の形のように凸凹に成形された板のことです。
波板には、
- トタン、ガルバリウム鋼鈑などの金属製の板
- ポリカーボネートの樹脂製の板
などが使用されます。
ちなみに、波板を用いた屋根を波板葺き屋根といいます。
難燃剤【なんねんざい】
難燃剤とは、対象物を燃えにくくするために添加される添加剤のことです。
難燃塗料【なんねんとりょう】
難燃塗料とは、塗装したものに燃えにくい性質を持たせることができる塗料です。