「き」からはじまる外壁塗装用語

本記事では、外壁塗装やリフォームに関する用語の内、「き」から始まる用語を解説しています。

キーストンプレート【きーすとんぷれーと】

キーストンプレートとは、凸凹の形状の、表面に亜鉛メッキを施した鉄板のことです。

錆びにくいように亜鉛メッキが施されたキーストンプレートは、それ以上防腐塗装を行う必要がないため、設置工事の施工期間を短縮することができます。

 

キーストンプレートは、

  • 建物の床下
  • 建物周辺を囲う仮囲いの塀
  • コンクリートの型枠
  • 冷凍冷蔵倉庫の内張

などに使用されます。

菊水化学工業株式会社【きくすいかがくこうぎょうかぶしきがいしゃ】

菊水化学工業株式会社(単に菊水という業者もいます)とは、建築用、工業用の塗料の開発・製造・販売を行っている塗料メーカーのことです。

菊水化学工業株式会社は、塗料以外にも建築用の仕上げ材や、下地の調整剤も取り扱っています。

木地仕上げ【きじしあげ】生地仕上げ、素地仕上げ

木地仕上げ(生地仕上げ、素地仕上げ)とは、木材本来のぬくもりのある模様を消さないための塗装方法のことであり、生地仕上げ、素地仕上げともいわれます。

木地仕上げは、木材に対して着色を行わず、透明の塗料で木材の表面に薄い塗膜を作成するため、木材の模様や質感を消さずに保護することができます。

 

木地仕上げは、

  1. 木材の表面の毛羽(けば)を研磨し、木材の表面をなめらかにする
  2. 木材に透明の塗料で下塗りを行う
  3. 下塗りを行った後に、木材の表面に毛羽があった場合、研磨を行う
  4. 木材に透明色の塗料で上塗りを行う

という過程で行われます。

希釈剤【きしゃくざい】

希釈剤とは、塗料を薄めるための液体のことで、主にシンナーなどの溶剤や水のことをさします。

希釈剤は、塗料の粘度(ねばり具合)を塗装に適正な状態にする役割があり、その他にも

  • 塗膜の発色、つや、乾燥性、硬さ
  • 塗装作業の効率性

などに影響を与えます。

 

希釈剤の分量は、その塗料を製造したメーカーによってある程度定められてはいるものの、作業現場の温度や湿度に合わせて調整をする必要があります。

希釈剤は、

  • 水…水性塗料を希釈する
  • ペイントうすめ液…油性塗料を希釈する
  • ラッカーうすめ液…ラッカー系塗料を希釈する

などの種類があり、塗料が本来の性能を発揮するために、それぞれの塗料に適した希釈剤を適切な量だけ使用する必要があります。

希釈率【きしゃくりつ】

希釈率とは、塗装を行うときの塗料に混合する希釈剤(水やシンナーなど)の量の割合のことです。

塗料メーカーが定めたとおりの希釈率で塗料と希釈剤を混合することで、塗料が持つ耐久性を発揮させることができます。

 

塗料の粘度(ねばり具合)は、

  • 冬場は気温が低いため、塗料の粘度が高くなる
  • 夏場は気温が低いため、塗料の粘度が低くなる

など、季節や気温によって異なるため、メーカーが定める塗料の希釈率は「5〜10%」のように幅があります。

そのため、

  • 冬場は塗料の粘度が高くなるため、5〜10%の範囲の高めの希釈率で希釈を行う
  • 夏場は塗料の粘度が低くなるため、5〜10%の範囲の低めの希釈率で希釈を行う

など、季節や気温で希釈率を決める必要があるのです。

 

たとえば、日本ペイントのパーフェクトセラミックトップGの場合、15kgの塗料を5〜10%の希釈率で希釈する必要があります。

これを計算すると、

  • 15,000g × 0.05% = 750g
  • 15,000g × 0.1% = 1500g

であるため、750g〜1,500g(750ml〜1,500ml)の水で希釈することで適切に塗装できる塗料を作ることができます。

(引用:日本ペイント株式会社

キシレン【きしれん】

キシレン(キシロール)とは、透明で特有の刺激臭を持つ液体です。

キシレンは、塗料、接着剤、印刷用のインクの溶剤や希釈剤として使用されます。

また、キシレンは、毒性がある劇物に該当しており、キシレンの刺激臭を長く吸いすぎると、

  • 吐き気
  • めまい
  • 睡眠障害
  • 頭痛
  • 目、口、のど、鼻などの粘膜に不快感

などの健康被害が発生する可能性があります。

基礎【きそ】

基礎とは、建物と地面を固定して、建物を支える構造のことです。

基礎は、建物が傾いたり、沈んだりしないようにする役割があるため、建物の安全性に大きな影響を及ぼす部分といえます。

 

基礎の構造には、

  • 地盤が軟弱かつ規模が大きい建物を建てる場合に用いる「杭基礎(くいきそ)」
  • 地盤が良好で、住宅などのような規模が小さい建物を建てる場合に用いる「直接基礎」

などの種類があります。

 

また、直接基礎には、

  • 住宅の外周部や、間仕切り壁(住宅内部をいくつかの部屋に分ける壁)の骨組みなどをコンクリートで設ける「布基礎(ぬのきそ)」
  • 間仕切り壁だけでなく、床部分にもコンクリートを設けた「べた基礎」

などの種類があります。

切妻屋根【きりづまやね】

切妻屋根(切り妻屋根)とは、屋根の面が2方へ傾斜した屋根のことです。

切妻屋根は、2つの面が山型に構成されたシンプルな構造であり、住宅の屋根の中で最も多く使用されています。

 

他の屋根と比較した時の切妻屋根のメリットは、

  • 導入コストが安い
  • 施工期間が短い
  • 屋根の裏にスペースが確保できるため、できたスペースをロフトや収納などに利用できる
  • 大きな屋根面積を確保できるため、太陽光パネルを設置しやすい

などの点です。

 

一方、他の屋根と比較した時の切妻屋根のデメリットは、

  • 屋根の中で最も多く使用されていて一般的であるため、個性が出しにくい
  • 屋根による影ができにくい外壁部は、日光や雨水が当たりやすく、劣化しやすい

という点です。

桐油【きりゆ】

(引用:コボット株式会社

桐油とは、アブラギリという植物から採取した油から作られる、木材の表面を保護する塗料です。

桐油は、

  • 木材の表面に塗膜を作るため、木材の表面に汚れが付着しにくくなり、木材の防水性や耐久性を高めることができる
  • 塗装しても下地が透けて見えるため、木材に塗装しても、木材本来の模様を見せることができる
  • 塗膜の乾燥が早いため、施工時間が早い
  • 桐油特有の臭いを持っているため、桐油の塗装を行った木材は、ウッドデッキなどの住宅外で使用することが多い
  • 粘度(ねばり具合)が高いため、塗装面にハケで塗装をした跡が残らないように、塗装する必要がある

などの特徴があります。

霧除け、霧避け【きりよけ】

霧除けと(霧避け)は、出入り口や窓などの開口部の上に設置する小さな屋根のことです。

霧除けには、

  • 開口部や外壁に雨水が直接当たることを防ぐ
  • 住宅内に入る日光の量を軽減できる
  • 夏場の日光を遮ることができるので、部屋の中の気温が外の気温の影響を受けにくくなる
  • 住宅の外壁や住宅内の家具などの紫外線による劣化を軽減できる

などの役割があります。

霧除けを開口部の上に設置することで、風を伴わない小雨程度の雨であれば雨水が住宅内に入るのを防ぐことができるため、小雨の日でも住宅内の空気を入れ替えることができます。

金属瓦【きんぞくかわら】

金属瓦とは、鋼、アルミ、ステンレスなどを材料に使用した金属製の屋根材のことです。

 

他の屋根材と比較した時の金属瓦のメリットは、

  • 燃えにくい金属が使用されているため、火災が発生した時でも被害の拡大を防ぐことができる
  • 耐久性に優れている
  • 軽量なので住宅に負担をかけにくい
  • 導入コストが安い

という点です。

 

一方、他の屋根材と比較した時の金属瓦のデメリットは、

  • 熱を通しやすい金属を使用しているため、断熱性能が低く、部屋の中の気温が外の気温の影響を受けやすい
  • 金属は音をよく伝えるため、雨音などの外の音も家の中に響きやすい(防音性能が低い)

という点です。

金属系サイディングボード【きんぞくけいさいでぃんぐぼーど】

金属系サイディングボードとは、ガルバリウム鋼板、アルミなど、金属製の鋼板を材料に使用したサイディングボードのことです。

参考:ガルバリウム鋼板

金属屋根【きんぞくやね】

金属屋根とは、金属製で長い板状の屋根材料のことです。

金属屋根は、屋根の形状に合わせて加工することができるため、複雑な形を持つ屋根にも施工することができます。

 

金属屋根は、他の屋根材料と比較して、

  • 軽量で耐久性に優れている
  • 傷を負うと、傷を負った部分からサビが発生する可能性がある

などの特徴があります。

また、金属屋根にサビが発生すると劣化が早まってしまうため、傷を負った場合は、サビが発生する前に再塗装を行うのが望ましいです。

 

金属屋根には、

  • 亜鉛メッキを表面に施した「トタン屋根」
  • 錆びにくい性質を持つステンレス(鉄にクロムやニッケルを混合した合金)を使用した「ステンレス屋根」
  • 軽量で、断熱性や耐久性に優れたガルバリウム鋼板を使用した「ガルバリウム鋼板屋根

などがあります。

基調色【きちょうしょく】

塗装リフォームにおける基調色(ベースカラーともいわれる)とは、色を選ぶ時に最も大きな面積を占める色のことです。

 

住宅における基調色は、

  • 外観においては壁
  • 内観においては天井や床

などが該当します。

 

彩度の高い赤色など、住宅の基調色として適切ではない色を選んでしまうと、

  • 窓サッシや屋根などの色と合わせにくい
  • 色のバランスが悪いため、リフォーム後の家を見た人に悪い印象を与える

などの事態を招いてしまいます。

それ故、住宅の基調色を選ぶ時は、外壁塗装業者と相談しながら、他の部材と合わせやすい色を選ぶようにしましょう。

参考:外壁塗装の色選び方法の注意点と絶対に失敗しないコツと流れ

亀甲状ひび割れ【きっこうじょうひびわれ 】

亀甲状ひび割れとは、線状のクラックが発展して、それぞれが繋がったひび割れのことです。

亀の甲羅のように見えることから、亀甲状ひび割れの他に、亀甲状クラック、亀甲状亀裂ともいわれます。

 

亀甲状ひび割れは、

  • 昼夜の気温の寒暖差が多い地域
  • 寒冷地で日中に太陽光を浴びやすい方角に面するコンクリート

などに発生することが多いです。

コンクリートが膨張や収縮した時にひび割れが起こり、そのひび割れから侵入した水分が凍ってしまうことで、更にひび割れの幅が拡大、発展して繋がり、亀甲状ひび割れとなります。

亀甲状ひび割れは見た目がとても悪く、放置するとさらに悪化するため、できるだけ早く外壁塗装業者に修繕を依頼しましょう。

機能性塗料【きのうせいとりょう】

塗料の基本的な機能は、住宅の外壁や屋根の保護や美観を保つことですが、それ以外の特別な機能が付け加えられた塗料のことを機能性塗料といいます。

 

機能性塗料を外壁などに塗装することで、機能性塗料が持つ特別な機能を付け加えることができます。

機能性塗料の例として、

  • 雨風、紫外線、気温の変化などの天候による外壁などの劣化を軽減できる(フッ素樹脂塗料などの高耐候性塗料)
  • 部屋の中の気温が外の気温の影響を受けにくくなる(断熱塗料
  • 臭い成分やカビの菌の繁殖を抑える(光触媒塗料など)
  • 音を抑える吸音性に優れているため、住宅の防音性が高まる
  • 静電気が蓄積することを防ぐ(帯電防止塗料)

などが挙げられます。

揮発性有機化合物【きはつせいゆうきかごうぶつ】

揮発性有機化合物(きはつせいゆうきかごうぶつ)とは、空気中で気体になりやすい性質を持つ有機化合物のことであり、VOC(Volatile Organic Compounds)とも呼ばれています。

 

揮発性有機化合物は、塗料、接着剤、シンナーなどに多く含まれる物質ですが、光化学スモッグ(大気汚染の一種)の原因にもなる物質として知られており、環境や人体にとって有害な成分です。

人が気化した揮発性有機化合物を多く吸いすぎてしまうと、

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 疲労感

などの健康被害が発生する可能性があるため、近年では、

  • 揮発性有機化合物を含むシンナーを一切使用しない水性塗料
  • 揮発性有機化合物をなるべく含まないシンナーを使用した弱溶剤塗料

などの開発や製造が行われています。

参考:外壁塗装シンナーの臭いの身体への悪影響と対策方法について

キャットウォーク【きゃっとうぉーく】

(引用:株式会社竜洋

キャットウォークとは、点検や工事などのために建物の高い場所に設置された通路や足場のことです。

キャットウォークは、高さのある建物で、作業員が安全に点検作業をできるようにするために設置されます。

旧塗膜【きゅうとまく】

旧塗膜とは、住宅の外壁や屋根で再塗装するときに、塗装面に残っている既存の塗膜のことです。

 

旧塗膜が塗装面に十分に付着した状態の場合は、塗装面(外壁や屋根)に旧塗膜を残したまま再塗装が行われます。

しかし、旧塗膜が塗装面に十分に付着していない状態の場合、塗装面から旧塗膜をきちんと剥がしてから再塗装を行わないと、新しく塗装した塗膜が塗装面と密着せず、剥がれるなどの施工不良が発生する可能性があります。

 

また、旧塗膜と相性がよくない塗料をその上から塗装してしまう場合にも塗膜不良が発生する可能性があるため、再塗装をするときは、旧塗膜と同一系の塗料か、旧塗膜の上に塗装をしても問題ない塗料を選ぶ必要があります。

狭小地【きょうしょうち】

狭小地とは狭い土地のことです。

外壁塗装工事では、安全に作業をおこなうために仮設足場を設置する必要がありますが、狭小地に建てられた建物で、隣家との距離が狭い場合、通常の仮設足場を設置するのが困難である場合があります。

その場合、隣家の敷地を使用させてもらうよう交渉するのが一般的ですが、使用させてもらえない場合や、そもそも空間自体が狭い場合は、通常の足場よりも通路となる板の幅が狭く作られている狭小地用の足場を使用するなどで対応します。

競争見積り【きょうそうみつもり】

競争見積りとは、相見積もりのことです。

共通仕様書【きょうつうしようしょ】

共通仕様書とは、外壁塗装などの工事において、注意すべき事項を記載した書類のことであり、標準仕様書とも呼ばれます。

共通仕様書には、

  • 工事の流れや内容
  • 工事に使用する材料の品質、数量
  • 仕上げの施工方法

などが記載されています。

強溶剤形塗料【きょうようざいとりょう】

強溶剤形塗料とは溶剤塗料(油性塗料)のことです。

参考:外壁塗装では油性塗料(溶剤)と水性塗料どちらが良いの?

 

※外壁塗装で使用される塗料は、主に水性塗料、弱溶剤形塗料、溶剤塗料の三種類です。

弱溶剤形塗料と区別するために溶剤塗料を強溶剤形塗料とよぶ場合がありますが、弱溶剤形系塗料、溶剤形塗料、強溶剤形塗料の三段階の溶剤塗料があるわけではありません。

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